ダイエーOSCカップ
(00/08/07−08/09/at Ice Arena Shin-Matsudo)

今季スタート! 夏祭り!!


08/09

真夏のフィギュア、DOSC杯。
今シーズン、最初の大会です。昔は武史くんも出ていたんだよな・・・と思うと感慨無量。
おちびちゃんたちのクラスも観たかったのだけど、いろいろと都合がつかず、最終日のみの観戦となりました。

しかし朝からなんだかんだで到着できたのは15時過ぎ。
ちょうど選手権a女子クラス(16歳以下)が始まるところだった。せめてこれに間に合って良かった。もっと早く来たかったなぁ。。。仕方ないのだけど。
各クラスとも、出場者はだいたい10人前後。

新松戸のリンクはいわゆる“客席”というものはなく、リンク周囲の通路にパイプ椅子が並べられ、選手の家族や熱心なファンですでに一杯。来ているはずの人を探したのだが見つからない。
立ち見は覚悟していたので、そのまま壁際に立って観る。
#しかしなぁ・・・荷物は置いてあるけどずうぅぅ〜っと人のいない席もあったのだ(最後の選手権男子の時間になってやっと来た。若い女の子連れ。やっぱりなぁ(--;・・・)。気持ちはわからんでもないが、場所とりもほどほどに、って気がしましたよ。だったら選手だの家族だのが座れたほうがいいのに。

さて、このクラス。
佐野緑ちゃんがすごく良かったです。
スピードもあって生き生きしてて、、、個性が断然光ってる。
そして選曲が「ふるさと」! ♪う〜さ〜ぎ〜お〜〜いし、か〜の〜や〜ま〜〜・・・
うっひゃあ、かっこいい。これは緑ちゃんしかできないよー。

やっぱり血筋なんだろうかなぁ。
当のお父上、御大・佐野稔さんは、相変わらずお若くてお元気そうだった。間近で見るお姿に、なんかちょっと感動(笑)。

緑ちゃん、みごとに優勝しました。おめでとう(^^)! これからも応援するからね〜。

選手権b女子(17歳以上)クラス。
トップバッター若松詩子ちゃん。さらに動きがやわらかくなってきれい〜。
ちょっとジャンプはいまひとつでしたが・・・(これはこのクラス全般がそうだったかな?)スパイラルとビールマンスピンが美しい。

荒井万里絵ちゃん。
彼女も18歳なんですねー。すいぶん大人っぽくなっていました。笑顔がふわーっとしてて、良い感じでした。

金澤由香ちゃん。
最初の印象、細〜い。痩せたのかな。紫の衣装は初めて見たような気がしますが。。。

優勝は、詩子ちゃんでした。


整氷をはさんで、最後の競技は男子選手権クラス。
この頃、けっこう人が入ってくる。やっぱり一番人気だな〜。しかし君たち寒そうだよ、そのカッコ(^^;。

実はメグくんの旗を一緒に振るよー、と言っていたのだけど、肝心の“めぐまにあ”の方々が見つからない。絶対どこかに座っているはずなのだけど。。。も、仕方ないか。。
壁際から、パイプ椅子の後ろまで移動する。でないと見えなくなっちゃいそう。

ところで、この整氷なんですが。
そうなんです、重松直樹くんが、バケツを持って氷の穴を埋めている〜! うわぁ。。。
もう“先生”なんだもんね。
だけどなんだか不思議な光景よ・・。名札をつけて、しっかり働いていました。

働く、といえば。
昨シーズン全日本優勝の椎名千里ちゃんが、リンクへの入退場の扉を開けたり閉めたり、いろいろと手伝っていた。滑るのが観られないのはちと残念だったりするけど、元気そうな姿を近くで見れて嬉しい(^^)。


整氷が終わり、ふっと何がしかのオーラを感じると、おぉ、田村岳斗くんがいる。
他の選手はけっこう会場内をうろうろしてたりするのに、彼だけは直前まで姿を見ませんでした。まぁ、いたら大変だったかもなぁ・・・。やはり気を使っていたのかしら。ちょっと気の毒だなぁ。。。なんて勝手な想像。

田中総司くん。ウォーミングアップ中、ひとりでさっと氷からあがってしまい、上着を着て何やらただごとならぬ雰囲気で控え室のほうへ。
うわ、表情が気になるんだけど。
その後、本番にはちゃんと出て来て滑り始めたものの、途中で中断。レフェリーと少し話し、そのままリンクを出る。
どうやら脚の故障らしい・・・。何てこと。後から伝え聞いたところによれば、大会前にすでに傷めていたとか。

「怪我」という言葉には、ほんとに敏感になってしまう。
プログラムを全部観られないのは残念だったけれど。
たいしたことがありませんように、そして秋までに治ってくれますように。

岩本英嗣くん。
なんか髪型も衣装も“族”っぽくて(^^;、ウエストサイド・ストーリーでもやるのかなーなんて思っていたら、あららら全然違いました。動きはかなり綺麗系。
音楽は何なんだろう、と思ってたら、どうやら「ファイナルファンタジー」? との話。んー、うちにゲームないんでわかんないんですよぉ。

田村岳斗くん。
上着を脱いで衣装を見たとたん「うわ、サーシャ(アプトくん)・・・」。
手首には金の飾り、ああ〜これってもしかして・・・。
昨シーズンの後半にエルヴィスが使ってた、映画「The Mummy」の音楽。
今までとはがらっと雰囲気が違う。へえ〜っ、こういうのも演るんだ。

最初のジャンプが4回転トゥループ。後半はけっこうダブルになっていたような。
まだまだ創作途中、の雰囲気強し。それはみなさん同じだけど。8月だもんね。

関徳武くん。
身体の線が素晴らしくきれいな選手なので、観ていて嬉しくなるのです。
音楽は「カルメン」。ジャンプの調子はいまひとつ。。。背が高いから、決まるとかっこいいだろうな。
出色はスピン! クロスビハインドシットスピン、だっけ、脚を後ろから回しての不思議な姿勢でのスピン、お見事! でした(ちなみに「メグムスペシャル」と言うそうな)。

また後から聞いた話だけど、今日の本番が実は初めての通しだったとか。。。うひゃ。
しみじみ8月なんだよなあぁぁぁ。

最終滑走の高橋大輔くんは若干14歳(プログラムより)。
おお〜、武史くんのシニアデビューと同じ歳じゃないか。
この子がなかなか元気が良くってがんばる演技で、二重丸、でした(^^)。

優勝は、田村岳斗くん。
このあと表彰式になったのだけど、ものすごい雷雨で、リンク内にまで雷の音が鳴り響くほど。
おいおい、電車止まらんでくれよ(^^;。


これですべての日程が終了。
ようやく会えた“メグマニア”他の方々と、居酒屋サンで軽く飲んでご飯食べて、たくさんのおしゃべりと笑いがこの日の締め、となりました。
とっても楽しかった。みなさん、どうもありがとう。

今日全般で思ったこと。
やはり、シーズン始めの真夏のフィギュア、選手の人はたいへんなんだろうなぁ〜ってしみじみと。
しかし、新しいプログラムの“原型”を今日は観せてもらえて。
まだまだ誰もが創作途中、これからどんどんと練り込んで滑り込んで、本格シーズンへと突入していくのでしょう。
貴重な“準備段階の途中経過”を覗き見させてもらったような、期待感に膨らむ心地の大会でした。

うん、今日はフィギュアの「夏祭り」なのね!
みんな、みんな、がんばってぇ! 待ってるから。

さて、お次はブロック大会か、再会は全日本の長野か。
武史くんに会える(を、観れる)のは、スケカナまでお預けなのね〜。

秋がたまらなく待ち遠しい、そんな一日。