−名古屋フィギュアスケートフェスティバル−
(04/12/29/at Nagoya Rainbow Ice Arena)

東京発−名古屋経由−札幌行き!?


12/29

朝、起きたら雪だった!
殆ど中身の変わらぬバッグを持って、少し早めにバスに乗る。
本日、名古屋日帰り!

年末年始の帰省時期と重なるので、慌てて取っておいた新幹線は、後から気付いたんだけど新横浜を通過するもので。
なので、一緒に観に行くsumireさん、Aちゃんとは、目的地同じなのに別便となってしまった。
昨日も新横で交わした言葉、また明日〜名古屋駅で会いましょう!(笑)

お昼ごはんを食べた後、程よい頃に会場に向かう。
今日はレインボーホールのほうで何やらジャニーズ関係のイベントがあるらしい。帰りの時間が怖いよ。慎重に往復切符のボタンを押す。
券売機前の行列に巻き込まれたくないもん。ホームも激混みでなければいいけど。そういえば、MOIもサザンのコンサートか何かと被ってたんだった。
連日終電だったので(^^;関係なかったけど、確かそれっぽいジャンパー等を身に着けた人々を、駅周辺で見かけていたし。

笠寺の駅に降りれば、なるほどダフ屋の数が半端でない。
微妙に服装の違う人々が、ある一点で2方向に分かれます(笑)。
あちらの行列は、もしや夜公演のために今から並んでいるのでしょうか!? すごいや。いや、似たような状況がこちらにもあるんだったら、昼と言わず朝と言わず、私も並ぶだろうけれど(^_^;

当日券の売り出しは無し。さすがは名古屋、完売なのかと思っていたけど、始まってみたらぽつぽつと、意外に空席も。というのはまぁ、後のお話。
場内には出店がいくつかあるが、なんとお花屋さんが、「まだお花が届いていません〜」と、空のテーブルで開店休業状態。
ま、間に合うのかしら…。

勝手知ったるレインボーアイスアリーナ(笑)、本日の席は………アレ?
座席表に、自分たちのチケット番号に該当するエリアがありません。

迷って尋ねて探し当てた席は、なんとまぁ、予想外の位置にありまして。
試合だったらここ、間違いなく思いっ切り、リンクサイドに当たります……。

段々思い出してきた、ちょっとだけ奮発しちゃったんだ、名古屋は。値段も安かったし、アリーナのひとつ下のグレードの席を。アリーナ席はリンク内だったのね…。

うーんうーんうーん。
常日頃から、近さよりも全景重視の座席選びをしているため、どうにも中途半端で落ち着かない。
一応段差をつけてあるけど、フェンスで完全に足元死角、向こう側も見えませーん。
あと一段分、高くしてもらえると嬉しかったなぁ……安全性重視は勿論ありがたいんだけれど。
これはいっそ、更に思い切ってホントのアリーナ席か、いつも通りすっぱりスタンドにしておいたほうが、“観る”立場としては良かったかも。
ま、たまにはこういうのを味わうのも良いわ。近いなら近いなりに、いろいろと出来ることはある!


いよいよショーの開始となりまして、まずはジャンプ、スピン、ステップ等の説明と実演。ブレードの模型も登場。
実演は小塚くんと前川くん、そして地元の女子選手ふたり(名前がわからなくなってしまいました、ゴメンナサイ。ふたりとも、ジュニアかノービスくらいの年齢)。
アクセルジャンプだけは、スクリーンで真央ちゃんのトリプルアクセルの映像。
目の前で跳んでくれても良かったのよ〜なんて(笑)。

そして、ジュニア選手のショート・プログラム。
舞ちゃん、真央ちゃん、南里くん、小塚くん。

それぞれに、気合の入った紹介映像が流れます!
小塚くんだけは、急に決まったらしくて映像が準備されていなかった(あらら^^;)。
リンクサイドには放送席が設えられていて、満知子先生が座ってらした。

新横からの連投組は、少々疲れが溜まっているのか、舞ちゃん真央ちゃん共に、ちょこっとミス。南里くんはジャンプ絶不調のよう……。
小塚くんは狭いリンクでも上手くまとめてミス無し演技、ギュッと引き締めてくれました。


続いて、シニア選手のショート。
恩ちゃん章枝ちゃん美姫ちゃん武史くん。
開場時に貰った紙には、静香ちゃんや由希奈ちゃんの写真も載っていたから、本当は出るはずだったんだなぁ。仕方が無いけど寂しい〜。

恩ちゃん、手拍子に合わせてノーミス!
爽やか恩ちゃんスマイルを振りまいておりました。

章枝ちゃんはちょっとジャンプで失敗。
しかし他の部分でしっかり“魅せる”のが章枝ちゃん。さすが〜。

美姫ちゃん、3Lz-3L今日も鮮やか。
の割に、観客の皆さん、ごくフツーの反応なんですもん……。これはすごい技なんだよーと、会場中に言って歩きたいかも(笑)。
競技会だと「うおぉ〜〜っ」てなシーンなんだが。

そして最後に武史くん登場。
狭くなったリンクでSPは、特に彼には辛い気がするぅ(^^;
出だしの4T(3Tにするつもりだったのかな?)ステップアウト、しかしその後はバッチリ! アクセルもきれいだった!

ジュニアの演技が始まってからずっと、会場があまりに静かなので「皆緊張しちゃうよー。せめてうちらだけでも騒ぐぞー(笑)」と思っていたけど、さすがに恩ちゃんや武史くんのときには、曲想も手伝ってか手拍子が沸いており、ホッとした。そして、より一層声掛けに熱の入る我々でありました(笑)。
武史くん、ステップなんてニコニコしながら滑ってるのよ〜。うんうん、それがいいそれがいい!!

ここで整氷と休憩。


リンクサイドは冷えるので、ちょっとロビーまでお散歩。
おお、お花が届いている!

人込みをくぐって花屋ブースに辿り付き、テーブルに並べてある大小の花束の中から、一番大きくて見栄えのするのを選ぶ(笑。どれも似たようなもんだと思うよ…>当時の自分)。
あれっ、上のほうが閉じてない、と思ったら。透明の大きなビニール袋を一緒に渡されました。
「これに入れて投げてください」

ひとつひとつ全部ラップして閉じる時間が無かったものと想像できます……。
何時頃届いたのかは知らないけれど、超特急の作業だったんだろうなぁ…。

席に戻ってカードを書いてもらって(私、どうにも最近手書きの文字が酷いことになり過ぎるん…泣)、花束にセットして袋に入れて。
大袋いっぱいいっぱいのサイズの花を、対角線を利用してなんとか収め、体裁を整える。よしよし。
ここからなら、入らないなんてこと、絶対に無いしね!(笑)


さて、第二部、エキシビションの始まり。
まずは地元のノービス選手たちから。
向井奨くん、日置檀ちゃん、木原龍一くん、後藤亜由美ちゃん。名前が記憶にある子、ちらほら。
子供たちの演技はやっぱり可愛い、一所懸命なのがまた良い!
いつかは大きな試合会場で、たくさんのお客さんに応援してもらえるような選手になれるといいね(^^)

可愛らしい演技が4人続いた後に登場したのが、曽根美樹ちゃん。
黄色のカツラに赤い羽根のふわふわマフラー、黒レースの超セクシー系お召し物にて、椅子も出してきまして『シカゴ』のナンバーより。

えーとーーーーーーーー。
彼女の演技力はホントに素晴らしいものでして、素晴らし過ぎるが故に、やり過ぎっていうかシャレにならないというか(^^;
題材が題材だしスタイルもよろしいので、文字通り目のやり場にひっじょーに困ってしまいまして。
個人的には、お色気路線のプログラムでも、品の良さが伺えるほうが好みです。
なので試合のプログラムのほうが、雰囲気もあって好きだったな。私はね。

吉田美理ちゃん。演技の記憶があるってことは、今季のショートかな?
今回、妹さんの芽理ちゃんは出てないのね。

村上佳菜子ちゃん。第一部で実演をした女の子のうちの一人は、彼女だったかも。

前川くん。
EXも彼らしくキザっぽい(?)プログラム。そういえば、初見だった。
地元の催しらしいところで、選手紹介のときには“将来の夢”などもアナウンスされるのですが、彼の夢は「自分の会社を持つこと、今の彼女と結婚すること」だそうで。
おおぅ。ガンバレよ若人。

舞ちゃん。いつものEX。

小塚くんは、フリーのカリビアンの短縮版。
今季、この曲のサビ部分は、かなり頭に刷り込まれたような気がします(^^;
ちょっとミスはあったけど、滑らか。

亜紀ちゃん。これまたいつものEX。

(ごめんなさーい。しかしこんな風にしか書きようが無くて…)

南里くん。昨季のロックEX。
マジで調子悪そう。お客さんも、折角ガンガンいけいけの曲なのに、なんとなく静かで……。あうー。

友加里ちゃん。
そういえばMOIに居なかったんだ……。
帽子を使う、例のキリリとしたEXナンバー。かっこいい!
そんな男勝りな雰囲気とはまた裏腹に、将来の夢は「お嫁さんになること」(*^-^*)

大ちゃんは、フリーの衣装でシークレット・ガーデンの『ノクターン』。
このプログラムはやっぱり、整氷したての、まっさらの氷が一番いいなぁ。そんな機会、なかなか無いけれど。
私、「これにしようよ症候群」発症。だって、良いんだもん…。

真央ちゃん、いつものEX。
スーパー中学生も、さすがにちょっぴり疲れちゃったカナ?

恩ちゃんも、いつものマイケル・ジャクソン。
見るたびに上手くなってる気がするなー。EXもスマイルスマイル。

章枝ちゃん。
さすがっ!!!
『章枝の世界』が、ここレインボーにも展開されます。お客さんも見入っていた。
いや〜〜素晴らしい!
オーラが違うね、惹きつけるものが違うね。
(『フミエワールド』のアナウンスは、MOIではなくてここだったか? ああ、もう記憶が…^^; ←MOIで合ってたとのこと。フォローありがと〜

そして武史くん。
バナーよーし、カメラよーし、花束よーし(笑)。三人それぞれの持ち場ですから(^o^)
彼もまた「さすがっ!!!」だったよ!! すっころんでも気にしなーい! ノリノリ笑顔炸裂!
静かなお客さんも、これは手拍子するでしょう〜。
ただノリのいい曲に乗って踊ってる、ってんじゃなくて、何て言えばいいんだろう。無理の無さっていうか、ナチュラルさっていうか。
貫禄まで感じるし(笑)。

頑張ってひゅーひゅー言ってたおかげか、キラーンと目線が飛んできた! ありがとー武史くん!
(氷の上なら、穴が開くほどひたすらに、いくらでも正視できるのになぁ! なんで氷から降りるとダメなんだろう?^^;)

本日のトリは地元の美姫ちゃん。いつものミッキー。
ホントに、もう何回観ただろう〜。ジャンプも決まっておりました。


グランドフィナーレ。
嬉しいサプライズはサインボール投げ。昨シーズンもあったっけ?
折角近いんだからと、アピールアピール(笑)。ちょうだーーい!!

普段は大抵、一個も取れずに終わるのに。
この日飛んできた、たったひとつのボールのサインの主は、なんとなんと『Takeshi Honda』!!!
ううううううううううううううそぉぉ〜〜〜。


強烈に嬉しい余韻に浸り、しばらくぼーーっとしてしまった。
おっと、片付け片付け。
さすがにリンクサイドは寒くって、今季初めて、各種防寒グッズが効果を発揮したような(笑)。
ところでいつも困るのは、貼るカイロの捨て場所です……。
燃えないゴミのはずなんだけど、ビン、カン、ペットボトルとは場所が違うよなぁ。紙くずとも違うよなぁ。
結局持って帰っちゃったりするんだよね(^^;

名古屋駅まで戻って、新幹線の切符を買う。あらら、楽勝でとれちゃった。いわゆる帰省とは逆方向だから?
それじゃあまた来年ね、1月2日にね!(笑)

メダリスト・オン・アイスに出演する選手は、これから札幌に向かう。
私もそのセンを考えなかったと言うと嘘になるのだが(笑)、だけどだけど高いんだもの〜(交通が〜宿泊が〜)。
とりあえず、ここで一旦お休み。年明けにはまた代々木でスケート初めなのでありました。


ところで、レインボーはキャパシティもそれなりに大きいリンクで、ここにある程度の人数が入ってしまう名古屋というまちは、本当にスケート文化が根付いているのだと思うのだが。
何故に今年のお客さんたちは、あんなにあんなに静かだったのかしら?
去年(というか、今年の1月だ、昨シーズンと言ったほうがわかりやすいのかな)は、もうちょっと盛り上がってたような記憶があるんだけれど。
うーんうーんうーん、日が悪かったかのなぁ、年末も年末……でも昨季は正月だった。どっちも似たようなもののような。
それともちょびっと特殊な席にいたから、全体の空気がよくわからなくてそんな風に感じただけなのかな。

折角だから、拍手や手拍子ででも参加して、思い切り雰囲気に浸ったほうが、選手ものってくれるし自分も楽しいと思うよ。
うん、ショーを観に行ったら、大いに楽しみましょう、そして選手たちを目一杯応援しよう!


背景は「Mariのいろえんぴつ」様から頂きました。
INDEX