−Nobeyama Summer Festival on Ice 2005−
(05/07/30/at Teisan Ice Skate Training Center)

そりゃ泣きますってば!(;_;) 嬉しくて。


07/30

今季一年、最後の本気を出すと決めてくれたのなら、こちらも10年間で最高の本気を出しましょう。
可能性があるなら何処へなりとも馳せ参じましょう!

という訳で、朝6時起床。
観戦仲間は今回、関西組も関東組も“車でぶーーん”の計画なので、私一人荷物を抱えて新宿駅へと向かいます。
♪九時ちょおお〜どの〜〜 あずさ九号で〜〜〜〜(リズムが合わない^^;)

『あずさ』って、偶数は上りなのよねん。二号では北へ行けないのだわ。70年代は違ったのだろうか?
………などど下らぬことを考えつつ。先は長い。

おそらく、関東から電車で行く人々の多くがこの車両のどこかに乗っていたのではあるまいか。
指定席は満席らしかった。
野辺山駅でfanfanさん運転の車に拾ってもらう。いや助かった!
この炎天下、荷物抱えて歩くのはしんどい(軟弱モノ)、相乗りしようにもタクシー乗り場にタクシーの姿は一台も見えませんかったの〜。

会場に着けば既に行列は出来ているわ正規の駐車場は一杯だわ、注目度の高さが伺える。
野辺山皆勤賞の友によれば、過去はこんなに人なんていなかったそうだ。
これも良い方向に転んでくれるならいいんだけどな。

カメラチェックは自己申告。
近所にカメラを抱えている人を発見したら、周囲の観客が黙っていないであろう。
まったく、何を目的にっていうようなグラビア写真だの何だののせいで、一般客がカメラを取り上げられたんじゃないの?
そういうフトドキなメディアの連中にこそ規制をかけて欲しいわと、ついつい報道の腕章をしている人たちをじろりと見てしまう(^^; 妙な記事に使うなよー(まともなメディアの皆さま、すみません)。

「野辺山は寒いよ」といわれていた通り、場内に入った瞬間冷え冷えとして、防寒具をしっかり持ってきて良かったと思ったのもつかの間、人の入りと熱気とで、あっという間に暑くなってしまったのだった。
心なしか氷も溶けかけていたような……?
開場直後の時間帯は都連チームの選手たちが練習をしている最中で、そのひたむきさにも胸を熱くさせられながら、開演を待ったのでありました。

そして村長さんの開会宣言!


オープニングはスペシャルゲスト、有香ちゃんとダンジェン氏のペア。
拝むように見てしまった(笑)。有香ちゃんはプロになってからのほうが断然いいよな〜。
赤い衣装でしっとり系、ちょいエキゾチック。


第一部、ショートプログラム。
お客さんが入っているとはいえ、強化合宿の成果の発表会という意味合いが濃いと思うので、試合のように緊張緊張……。

そして滑走順の紙を見るまで、いや実際に氷に乗っているところまでこの目で見ないと安心できない疑心暗鬼の塊のような私たち(笑)。
試合形式の構成は6分間のウォームアップから始まる。
リンクサイドで待機中の武しゃん発見!

ひゃっ(声にならない不思議な音)。
あーーわーーきゃーーたけしくんだーーーーーーロミジュリだーーーーーーー!!
(以下、数分間思考停止)

これが泣かずにいられようか。
滑ってるよ……本当に滑ってるよ……。半年振りにもう一度、「お帰りなさい!」だ。

身体はまだ少し重そうかな。でもお顔は随分すっきりしてるし。
5月はどんな感じで6月はどんな状態で、いつからどのジャンプを跳び始めたとか断片的にもたらされる僅かな情報から考えれば、今ここでこうして滑っていること自体が奇跡のようで。
終始慎重に、氷の感触を確かめているみたい。ゆっくりゆっくり。
そしてアップ終了少し前に、リンク中央で! トリプルアクセル! ちょっとアナタ!!

ああもう、案ずるより産むが易し。
ホントに常識外のお方ですよ武史さん。
「ずっとついてくーーーーーっ!」と心の中で叫んじまったんでありました(^_^;


さて、男子SPは6人の名前が書いてあったのだけれど、氷上には4人。
南里くんと大輔くんが欠席。試合モードの新SP、観たかったのに。残念。
4人はやっぱりちょっと寂しいよね。

第一滑走は中庭くん。
上半身が青系で、線が入ってるような衣装だったっけ…?
曲調は健ちゃんらしい切な系。似合うのだ、またこれが。
切ない曲が似合う選手権、国内一、二を争うと思われまする。

二番目が武史くん。こ、心の準備が。
『ロミオとジュリエット』、一昨年とうとう一度も目の前で観ることが叶わなかったプログラム。
一回転して両手を真横にスッと伸ばして決める、そのポーズだけでハッと目が引かれてそのまま釘付け。
贔屓目と言われてもいい、この重みは存在感は、やっぱり『本田武史』だ、本田武史がそこにいる!

ウォームアップで決めていた3アクセルは残念ながらパンク。
サーキュラーステップはダイナミック〜〜。
ステップで大きな拍手が自然に沸き起こるのは、やっぱり武史くんならではじゃないかと思う。

脚の運びも身体のキレも、Maxの時の五割くらいでしかないのかもしれないけど、なんていうんだろう、大きいの!
しゃかしゃか漕がなくても、ひと蹴りがぐーーんと伸びて加速していくの!
本田武史の真骨頂たるスケートは、その素地はしっかり健在だよ!

終盤のステップは、ちょっと辛そうだった。
もともとストレートラインは武史くんにあまり似合わないしな(をいをいヾ(^^; だって一番似合うのはサーペンタインだと思うもん。サーキュラーでも良いんですが)。
スピンは試行錯誤の途中と見た。おんなじパターンをSPで三回入れる筈が無いから…。ガンバレ(^o^)

全体にもう少し、覇気が見えたら良かったな。前に向かって溢れる情熱とでも言うか。
気持ち的にも、きっと違ってくるはずだと思うもの、意識してでも前に向ければ。

とはいえ、散々な経緯がありながらこうして氷上に戻ってきた、そのことだけで随分前に向いていると言えるんだわ、間違いなく。
焦らず元気に行こう!
幸せで明るくて若さ一杯のロミオは、きっと今の武史くんに合っている。


胸も頭も一杯で沸騰してしまっていて、一昨年当時あれ程「撲滅運動!」と息巻いていた“手袋”をしていなかったことに気がついたのは、相当後になってからだった。
武史くんは、やっぱり指先までそのまま見えたほうがいい。


岸本一美くんは『座頭市』、継続なのね。
このプログラムは彼にピッタリ似合っていて、「お見事!」の一言だったのだが、今日はちょっと調子が良くないみたいだ。
演技途中で、衣装のズボンを靴の下に止めている紐がはずれてしまい、「きゃあ、危ない」と観ているこっちが青ざめている間に、しゃーーっと滑りながら腰をかがめてさっと直して、するっとプログラムに戻っていった。すげー。
男だぜ一美。かっこええ〜。
(競技本番中なら、ピーーっとホイッスルが鳴ってるところだわ)

ナルくんは、赤の上着に金色刺繍、袖口や胸元からフリルがちらり、足元は青に線の入った、素敵に“お貴族さま”な衣装。
でもバリバリ貴公子的な振り付けではないの。
『フィガロの結婚』か『セビリアの理髪師』か、こりゃまたクラシカルな題材を……。いつしか頭の中でスコット・ハミルトンが滑っていました。いや使ってる曲の部分は違う筈なんだけど。
コミカルありシリアスあり、「織田くんカラー」が確立してきた感じ。
ジャンプ着氷の後、すい〜〜っと伸びるのが好き。

あ、そういえば髪の毛が、まっキンキンじゃなくて濃い目の茶色になっていた。
私は黒が好きなんだけどね(って私の趣味なんかどうでもよいね)。


続いて女子ショートプログラム。

トップの友加里ちゃんは、以前のSP用だったかの赤い衣装。しかしスタイルがまるで違って見えるのよ、ホントに美しくなりなさって〜。
そして曲が、ムーランルージュのボレロ!!
武史ファンならイントロで涙腺が決壊必至。
あのつるつるするするの〜〜〜、ついーーっついーーーーっの〜〜〜。芸術的雰囲気たっぷりでそれでいてスケートの原点の。

頭の一角で武史くんが滑っていながらも、氷上の友加里ちゃんもきちんと観ることが出来たので、彼女がプログラムをしっかり自分のものにできているんだな、と思った。
きれいでかっこいいの、凛々しいの! 競技会がますます楽しみになってきた。

真央ちゃんはアンデス地方かどこかの民俗音楽みたいな雰囲気の、ちょっと不思議な曲。
うわ、これ5拍子!?
難しいリズムを選んだこと……それを捉えて滑ってしまうのが、真央ちゃんの真央ちゃんたる所以か。
振り付けは意外に少女っぽい。シニアに打って出るのに、これは吉と出るか凶と出るか。彼女のことだから凶に転びそうにはないけれど…。
ナチュラルな真央ちゃんのイメージとは、少々乖離している印象を受けた。さて。

続いて恩ちゃん。
淡いオレンジピンクにリボンを走らせたドレス、肩からデコルテ部分が非常にすっきりとして、きれいになったなあ、と思う。
髪型も似合っていて可愛い。彼女はアレンジのショートヘアがいいね。

音楽はピアノ曲?
姿のピッタリ感とは裏腹に、なんでこの曲を選んだのかなぁ……。
最初の笑顔はものすっごく可愛い。でも、ジャンプでちょっとひっかかると、すうっと真顔に戻っていってしまって。
まだ何か迷いがあるのかな、焦りがあるのかな……。
元気溌剌恩ちゃんが大好きだし、笑顔のほうが絶対に似合うから、それを取り戻して欲しい。


そして真打登場!!
武史ファン的最大重要点はこちらに置いておいて(笑)、このショートプログラムの競演で有無を言わさぬ圧倒的強さと美しさを見せ付けたのがこの方、村主章枝さま。
(もう“さま”づけ)

この時期に、新プログラムだというのに何なんですかその完成度は!!?
真っ赤なドレスの肩口に、ボレロのように黒のレースを纏い、髪にも赤い薔薇を挿し、ジプシー女とかそんな印象を受けたのだけれど。
これはもう、言葉で何のかんのと語るまい。
競技会で、目の当たりにして感じてくれ!

思わずカナダ流に足元ダンダンダン! で大拍手だったのでした。
章枝ちゃん、ブラボー!!


一部のラストは美姫ちゃん。陽に焼けてる〜。若さだ(はい?)。
いつか観た長袖水色のドレスで、音楽は『戦場のメリークリスマス』のピアノアレンジ。意外過ぎて素直にびっくり。誰の選曲だろ。
後半、バテがはっきり目に見えて感じられて、疲れているのかなぁ。スピンでよろけて本人も苦笑い。

私、この映画が好きで制服姿のまま学校帰りに劇場に通い、サントラとピアノ演奏『Coda』の“カセットテープ”を持っていた(わはは〜。今も手元にあるけど、聞く環境が無いや)
一番最初のオリジナルのピアノじゃないな(多分)、などと、音楽に聞き入ってしまったのだった。

これにて第一部終了!


第二部は、ちょっとお楽しみのエキシビション。
なんとマイクを持った有香ちゃんが氷上に立っての司会進行〜。
お花が投げ込まれてもフラワーガールは待機していないため、最初は有香ちゃんが拾って「花束係のサトウです」などと言って笑わせていた……せ、世界チャンピオンに(^^;

スタートはノービスの選手から。
トップの松原彩華ちゃんは黒のドレスでちょっとお色気風味、対して二番目に滑った村上佳菜子ちゃんはオレンジの衣装で可愛さ一杯。
こんなちっちゃいときからお客さんの前で滑ってたら度胸がつくよなあ、などと思ったりする。

一気に年齢が上がりまして、神崎範之くん。
彼のEXについてはちらちら話を聞いていたのよ〜、わくわく楽しみだったのよ〜。
白シャツにブルージーンズ、トレンチコートに眼鏡にマフラーと、すっかり“ヨンさま”に変身しましてのご登場。
競技会でのオーソドックスイメージからは、まさか! の、流石は岳斗せんせいプロデュース!?

おまけに、後ろ手に小さな雪だるまを持って切なげに出てくるんですもの〜。
氷上にちょこんと、雪だるまを置いて(雪は、整氷の後の氷クズだそう。なるほど〜)。
私、『冬のソナタ』は観たこと無いんだけどさ、ヨンさまのお姿はあちこちで拝見していましてよ。寒そうにコートの前を掻き合せ、そっと空を見上げる……ああもうダメだ、笑ってしまう。

笑いだけではありませぬ、おもむろにコートを脱ぎまして、加速したかと思うと見事なトリプルアクセルを!
ひゃーもう、本日の『ベスト・オブ・トリプルアクセル』でございましたっ。
更に終盤、ドラマチックなイーグルの軌跡の行く手には、先に氷上に設置した雪だるまが……雪だるまが………。
狙ったわけでもあるまいに(あはれ雪だるまちゃん……。爆笑しすぎてお腹が痛い)。

しかも何がいいって、演技が終ったあと、脱いであったコートをまた着るんですよ。 「着るのか!」と、それだけで何故か可笑しい(しかも、袖がひっかかっていつまでも着れない^^;)。
おステキでした、カンさま!!(皆で「カンさま〜♪」と叫ぶ予定であったのに、可笑し過ぎて声が出なかった私でありました。ゴメン、皆)


続きましては、武田奈也ちゃん。
DOIと同じ、健康美的なお色気のフォッシー。
つくづくと、彼女には舞台映えする“華”があるよねぇ…。

お久しぶりです、小林宏一くん。
ラフでダボ系のジーンズにタンクトップ、顔には白い仮面!?(仮面の意味が最後までわからなかった…)。
ブレイクダンス風というのか、カクカクくねくねと手足を自在に操ってのダンスを披露。
プログラムの半分以上、止まって踊っていた……(^^; 滑り出すと、なんか平凡になってしまうのだなぁ……はにゃあーん。

澤田亜紀ちゃん、DOIで披露した『ハーレム』。
DOIで観たものについては、どうしても記述が少なくなってしまってごめんなさい。
とにかく、斜めっても曲がってもしっかり着氷する彼女のジャンプは力強くて好き。

一美くんは例の『マスク』。
どうして観ていると顔がほころんでくるのだろう……。
今までこの言葉を書いてきた選手たちとはまた違う方向から、やっぱり「幸せになれる」スケーターではないかと思っている。応援しているぞー。

浅田舞ちゃん、衣装はDOIと同じ紫色のドレスだったけれど、プログラムは別物。
構成から考えて、おそらく今季のSPではないかと。
舞ちゃん定番、しっとり優雅系。

SP欠席の南里くん、EXには登場。
DOIと同じプログラムで、帽子無しバージョン。

友加里ちゃんは清々しい『アメイジング・グレイス』。
爽やかな表情が美しい。

健ちゃんも、DOIで観せた『ロミオ+ジュリエット』。
演技途中、リンクサイドからささっと小道具の拳銃を渡して、素早く引っ込んでいった、その人のほうが気になってちと受けてしまった。

真央ちゃん、可愛さ反則の『オズの魔法使い』。
幕が無くっても全然平気〜。最初のポーズでハッとつかまれるのは、なんか武史くんに通じるものが……。
このプログラムは等身大な感じがして大好き。さっきのSPと、何が違うんだろう?

ナルくんは久々『Rooster』! 嬉しい〜。やっぱりエキシビションにはこれだよね。
世界ジュニアのEXやMOIでのはじけっぷりに比べると、失速気味な感じがしたけど、そもそも今真剣に練習するべきは競技用プログラムのほうであろうしな。
そして、やはりスピンではぱんつを見せるのであった……(^o^;

恩ちゃん。
今季のEXですが、今日はどこか迷いを感じる……。終盤、ぱっと笑顔になって、頑張っていた。
いろいろ考え込むこともあるんだろうけど、輝いて欲しい!

大輔くんも、EXのみ出演。
プログラムはEX用、でも衣装は今季の競技用ではないかと思った。違うかな。
昨シーズン「これにしようよー」と勝手に言っていたシークレットガーデンの曲なのだけれど、あの静謐さは影を潜め、なんだかギラギラしたノクターンでした(^_^;
本番用の思いが乗り移ったのかしらん?

美姫ちゃんはDOIと同じ、場末ムードのピンクのプログラム。
ドレスのボリュームがどうしても気になります…(はは)。


そしてね。
どうもねー、武史くんがずーーーっとリンクサイドにいるなーって、思っていたんだ。
先生や選手たちとかダンジェン氏などと楽しそうに話しながら皆の演技を見ていて、おーいまだいいのかー、間に合うのかー、って。
ギリギリで引っ込んでいったんだけれど……。

あああ、やっぱり。
嫌な予感は当たるもの。
本来、美姫ちゃんの次に予定されていた武史くんのEX、結局お休みで氷上には既に章枝ちゃんの姿が…。
はあああああ。

有香ちゃんアナウンスでは「先程のSPで足を痛めたため…」と紹介されていたけれど、おそらくさっき改めて痛めたんじゃなくて、ずっと痛かったんだろう。
だから念の為に大事をとって、ってことだと思った。
すんっっっっっっっごく残念だけど(^^;、でも、無理してEX滑らなくてもいいよ。
日本に戻ってきて合宿に参加して、しっかりショートプログラム、観せてくれたし。
それだけでもう、本当に嬉しいんだから……。

ひーーん。強がり。でも、絶対にここで無理して欲しくないもん。
リンクサイドでも楽しそうでニコニコしてて、だからこっちも嬉しかったんだもん。
ああでも、観たかったなぁ……。あははー。

なんとも複雑な思いを抱えながら、章枝ちゃんの『キダム』を観たのであります。
衣装が、DOIで観た不思議系ではなくて、白のキャミソールで胸の方側に赤いハート、となんだかとっても健康的な? ジムで汗を流すようなトップになっていたなぁ〜。


もちろん、嘆くばかりでは終わらせない。
全員集合のグランド・フィナーレには、武史くん、しっかり出てくれた!
うわーよかったーーー。
武史応援者は立ち直りも早いのだ(笑)。

まずは有香ちゃんとダンジェン氏が登場して、そこに武史くんが加わって三人で滑ります。
そして有香ちゃんたちが引っ込んで、武史くんの美しいスプレッドイーグルが!
きゃーもー、これが観たかったんだーーー。
続いて章枝ちゃんが出てきて、順番につないでいく……この流れだけで涙が出てくる。

全員が出てきて3グループに分かれたところへ、武史くんがすーーっすーーっと滑っていくんだよー。
ホント泣けて仕方が無かった。卒業式にはまだ早いんだけどさ、あと一年しっかりあってもらわないといけないんだけどさ!

最後は、数列に並んで、順番に同じステップを踏みながら前に進んできて分かれて。
野辺山皆勤賞の友によると、毎年「皆で同じステップを踏む」というのがテーマにあるのか、同じようなことをフィナーレでやってて、最初の年は全然合ってなかったんだそう。
それが今では………はーー感無量。

そして、やっぱり最終グループの迫力は一味も二味も違ったね!
ダンジンェン、有香ちゃん、武史くん、章枝ちゃん、そして大輔くんだったと思うんだけど、うおーーって感じだった。圧巻。重厚。
(四人ずつだったか五人ずつだったかで変わるんだけど、記憶がかなり曖昧に……五人だったと思うんだが相当自信がなくなっている^^;)

最後はいつものようにリンクの周回をして、選手の皆さんは去っていったのでありました。
様々な方向から吹く風を心に残して……。


ああもうホントに!
笑っていいんだか泣いたほうがいいんだか、綯い交ぜでわけわかんないから、とにかく笑ってしまおう。
帰ってきた武史くん。
嬉しい嬉しい嬉しい。
そして今日の映像がまったく残らないというのが、とんでもなく悔しい。

フィナーレの武史くんはファン必見だったんだよ〜。
カンさまのお姿は、ぜひぜひ今後も拝見する機会があって欲しいよ〜(しかし絶妙の軌跡で雪だるまを壊してしまうことはおそらく二度と無いであろう…)。

という訳で、その辺りをやたらと細かく描写してしまったのですが、果たしてこれで伝わるものかどうか。偏ってるし……(^_^;
よっぽど楽しかったんだなーと、そのくらいならわかってもらえるかと思うのだけれど。
あと、DOIで既に見たプログラムについては、非常に簡潔な記述になってしまっています、何しろ心の中が一点集中だったので……どうか勘弁してくださいまし。
ああ、そういえばナルくんはフィナーレでまたSPの衣装に着替えていたなー。さすがにパジャマはまずいと思ったのか(笑)。

今シーズンも、楽しい嬉しい文章が書けるように、そんなスケートシーンをたくさん見ることが出来るように祈りつつ。


INDEX