−2001 NHK杯国際フィギュアスケート競技大会(第23回)−
(01/11/29〜12/02/at Aqua Dome Kumamoto)

表彰台の真ん中、一番高いところ


11/30

熊本に行くのは2回目だ。ついこの間、といっても10月の半ば、遅い夏休みで先端まで行き、最終日に市内まで戻ってきて、アクアドームで“泳いだ”。

あのプールに今、氷が張られ、NHK杯の会場になっている―――。
会場へ向かうタクシーの中で鳴った、ある一本の大切な電話が、ドキドキと気合いに更に拍車をかけた。

頑張れよ、武史くん。


少々の渋滞を経て到着、開始まで30分も無いが、やることはたくさんある。
まずはプログラムとメディアインフォメーションを購入。今年もいくつかショップが出店していて、よく見たいけれど後で後で。まずは座席を目指すことに。
忘れずに滑走順は貰って。

通路には、地元の小学生が描いたのであろう、スケートの絵がずらりと貼られている。リンクを描いた大きな紙に、滑る選手や応援してる観客などを切り抜いて貼ってある。
『ようこそ!』って感じで、こういうの、いいなぁ。和むわ。参加国の国旗も描いてある。
私小さい頃、こんなにいろんな国の国旗、知らなかったよ。

ぐるりと通路を回って、階段を降りる。今日だけはアリーナ席。
椅子の背についている番号を読みながら席を探して―――見つけて、固まった。
ひぃええっ、ど、ど真ん中〜!

それまで詳しい座席表など見なかったから、知らなかったのだ。そんなに端っこではないな、っていう認識程度で。
第一、ジャッジと反対側、ということで残念な気分が大きかったし(アリーナにジャッジ側席は無かったのだが)。
し、しかし、こ、こうなると。おまけに実は一列目。カメラが対面にどどんとあるじゃないかー(汗)。
男子の競技が無い今日は、一日ここで楽しそうに観てろってことか^^;、ヘンな顔はできないな、などと妙な解釈をしながら、預かり物バナーを貼る位置を探す。

ええ、もしも私のそばでフラッシュが光ったら、許しませんからねっ。

ギリギリ間に合って、競技開始のファンファーレ。
リンクサイドが華やか。オリジナルダンスから、今日は始まる。


OD滑走順の法則を、私は実はよく知らないのだが。
CDの成績が良かったからといって、最後の方のグループとは限らないのよね。昨日の時点で1、2、3位のカップルが、第一グループに入っている。

のっけから上位選手の登場で、結構緊迫した空気になりそうなものなのだが、なんとなく会場内はのんびりムード。
ぐるりと見渡すと、意外に観客の年齢層は高そうだ。
「年齢層が高いと、外国の大会みたいでちょっと嬉しいかも」とは隣席aちゃん談。

確かに、おばあちゃんなんかが自然に楽しみに来る姿というのは、なかなか見られない光景かもしれない。
あの一角はファンクラブ、あの一角は多分一般売り、あの一角は地元枠か? なんとなく、ブロック分けできそうで、可笑しい。

今季の課題は「スパニッシュメドレー」、そのため皆さん、衣装がすべからく赤と黒。
こうも揃うと、あらあらあら、という感じだ。

第一滑走、デンコワ&スタヴィスキー、いきなりCD3位のカップル。
衣装はふたりとも黒。
ドキドキドキ、始まる始まる始まる〜。


と、と、と。
ちょっと!!
演技始まってるんだから、無造作に客席を歩くんじゃあない!!

それも一人や二人じゃないのだ。遅れて来たなら、ひとつ演技が終わるまで端で待ってなさいって。
係員も、のたのた案内してる場合じゃないです。逆だって。そういうお客を止めなきゃ。
気が散りすぎて演技を殆ど覚えてない。もったいないことをした。こっちが引き摺られててどうするの〜(修行不足)。

しかし当然、そう思ったのは私だけではない。得点が出る間に、戻ってきた係員にすかさず「演技中には案内しないで…」と強い語調で頼んでいる女性あり。すばやい! 次のウォーミングアップのときに、なんて思ってた自分が甘かった^^;。

以降、演技中の案内はピタリと止んだ。これは最終日まで徹底された。素晴らしい。有り難い。

第二滑走、カナダのデュブレイル&ローゾン。
ふたりともどことなくエキゾティックな顔立ちなので、こういうプログラムは似合いそう。
ローゾン氏の衣装、ベルトのバックルが背中側にあるのは、お洒落、なのかな(^^;。

そして三番目にアニシナ&ペイゼラ。
ペイゼラ氏の髪が! 黒い〜。いや、黒をふりかけた、って感じで地毛の色が透けている。言うなればごま塩状態。うう〜〜ん^^;。
アニシナさんの衣装は本物のフラメンコダンサーのような、長くてフリルのたっぷりついたドレス。ちょ〜っとうるさいかなー。足捌きがいまいち見えなくて残念。
まるで互いに挑みかかるようなふたりのダンスは、他カップルとは一味違う。

ジョセフ&フォーシス、USの何番手なんだろう?
スパニッシュメドレーでもアメリカ〜ンな感じ(と、メモしてあるのよ^^;)。雰囲気がアメリカン。女性が少々ぽっちゃりさんかな、可愛いんだけど。

ドロビアツコ&バナガス、いやー、こういう雰囲気はお手の物でしょう。
どちらかと言うと、パソドブレの方がより似合っているような気がする。バナガスさんが目立つのも悪くない。


オリジナルダンスは、ショートサイドのアリーナがなかなか良い席かもなー。ストレートラインステップが真っ直ぐ向かって来る迫力は。

さて、第二グループのウォーミングアップ。
二桁出場はこのカテゴリーだけ。ちょっと参加人数の寂しい大会になってしまった。

ハンフリーズ&バラノフ。イギリスのカップル。
マリカさんの衣装、裾がアシンメトリーなカットでけっこう大胆なのに、上品で素敵。黒基調で赤い花がアクセント、ゴテゴテしてないからかな。
耳慣れたカルメンシリーズでまとめている。
二人離れてのステップが、ミラー状態で面白い。

グルシナ&ゴンチャロフ。
男性の衣装、お腹に肌色を貼るのはいかがなものかと^^;。女性のデザインと合わせたのだろうけど、ちょっと…。

ワーデルセラム&デラマス。フランスの何番手?
ラ・クンパルシータとハバネラ、途中で転んじゃったのが残念〜。
ダンスって、転ぶと怖い。凄く近くでステップ踏んでいるから。

渡辺&木戸組。
木戸さん、噂のロン毛! 後ろでひとつに束ねている。のんちゃんが赤、木戸さんが紫基調の衣装。
ステップでのんちゃんが片足ずつ蹴り上げるところがかっこいい。
出だしに膝で回るところとか。
日本人には特に難しい課題だと思うのだが、頑張っているよ。

有川&宮本組。
赤黒赤黒の中、二人とも紫が基調の衣装で、なかなかいい感じ。そしてけんちゃんまでロン毛! やはり後ろに束ねている(このために伸ばしたのか? いや、どうだろ^^;)。
“二人の雰囲気”をつくるのが上手いカップルだ。ジャッジと反対側の席なので、表情があまり見えなくて悔しい。

やはりちょっと、スパニッシュはきついか〜。雰囲気はあるんだけどなぁ。点がいまいち伸びません。総合10位、のんちゃんたちが9位。しかしこの2組、かなり実力が伯仲してきている。

1位/A&P、2位/D&V、3位/D&S。
上位3組は、CDと変化無し。


整氷の前には、NHK BSのキャラクター、どーもくんアイス・ショー。今年はうさじいにたぁちゃんまで登場していた(たぁちゃんって初めて見ましたー^^;)。
欠場者が出ても各競技の開始時間は一緒。ということは、必然的に競技と競技の間が長くなる。
BSデジタルで生放送もしてるんだもんね。ずらすわけにはいかないんだろう。

ショップを覗いて、ストラップや輸入カレンダーなど、いろいろ買い込む。このために予算は準備してきたのよ(笑)。
そろそろこのカレンダーに Takeshi が載らないものかと、密かに思っているのだが。来年あたり……どうですかね^^;。

広いロビーに机や椅子が準備されているのを見たのも初めて。何だか大衆食堂、って雰囲気になっている(はは)。
肉まんやおにぎりなどの軽食に混じって、辛子蓮根や揚げ天など、熊本名物。ついでにお土産品も売っている。
そういえば、旭川でもご当地土産を売っていたなぁ。

小さい肉まんを買って、通路で立ち食い。
敷物を広げてピクニック状態の方々もいらっしゃいます(^_^;。
良くも悪くも、地元の皆さんが関心を寄せ、足を運ぶ大会というのは嬉しいこと。

アクアドームはとてもきれい。トイレもたくさんあって、並んでもじきに順番が来る。
そして何より。
あったかい!!

熊本空港に降り立ったときからあったかいと思っていたが(市内ははっきり言って“暑い”)、こんなにあったかいリンクは初めてだ。
持参したカイロもひざ掛けも重ね着用の上着も、まるで出番が無さそうな感じ。荷物の大半は防寒具なんですが^^;。
ましてや、今日はアリーナだというのに。

その割に、氷はとてもきれいに見える。
溶けかかって水になってたりとか、そんな風情は全然無い。
実際に立って滑ってみたわけじゃないから、わからないけど…。すごい大人数で丁寧に整氷しているようだった。

そういえばタクシーの運転手さん、しきりに「熊本の水」自慢をしていたっけ。
実際、湧水地、水源がたくさんあるのだし。
熊本のきれいな地下水でできた氷、なのかしらん^^。



女子SP。参加人数は9人。
ある意味で、今日一番緊張するセッションかもしれない。
こちらもロシアの二人がエントリー取り消し、それによって相当実力伯仲同士の戦いになっている。

滑走順を見れば、いきなりトップはアンジェラ・ニコディノフ。
彼女も優勝候補のひとり、に数えられるだろう。コーチが最近亡くなった、と聞いたが、精神的には落ち着いているだろうか。
赤いノースリーブのドレス。静かなピアノ曲。

彼女、割と派手な顔立ちなのに、地味に見えるのは何故だろう。しかし今日は見事にノーミス、最後に笑顔が出ていた。
スピンは美しいし流れもきれいで、のっけからかなりいい点が出るんじゃないかしら? おお。

第二滑走、高橋香奈子ちゃん。
先週ロシアカップに出てきたばかりなのに、急遽出場が決まった。身体、しんどいだろうなぁ…。
ワンショルダーに見える黒の衣装、音楽はアラビア風。

彼女の魅力は、笑顔がとても素敵なこと。
ジャンプ2ミスは痛い。でも笑顔で演技を終えた。終始、にこやかだった。心中悔しいだろうに…。
演技中“がっかり”のそぶりを見せない、って、凄く精神力が要ることだと思う。拍手をたくさん贈りたい。

アン・パトリス・マクドノフ。
一言で言うなら、いかにも「USのジュニア!」。他に形容は要らない、そんな雰囲気ってわかってもらえるだろうか。
ピンクの可愛らしい衣装で、手足のポジションが美しい。
ジャンプのミスが続いて点数は低いが、ビールマンの変形のようなスピン、首の真脇に足を持ってきて回る独特のスピンで拍手がたくさん。

今日のマリニナさんは薄水色の長袖ドレス。
単独トリプルが両足になった他は、まずまずの出来だろう。久々に演技中の柔らかい笑顔を観て、嬉しくなった。
もちろん、リンクサイドではロマンくんが見守っています(^^)。
花束を受け取りながら「ありがとうございます」と日本語で言っていた。

第二グループはハンガリーのユリア・シュベスチェンから。
明るい赤に金の飾りの衣装、しかし何故に音楽が「アランフェス」?
合ってない。合ってないよぉ(T_T)。振り付けも彼女自身の個性も、音楽と完全に乖離しているような気分(私の中で、本田武史版「アランフェス」があまりに大き過ぎて…だけではないと思う)。なんだか視覚と聴覚がちぐはぐで。

後半、スパニッシュ系に曲調を変えたところからは、彼女の雰囲気にもぴったり合ってた。こっちの音楽を通しで使った方が、良かったんじゃないかなぁ。
エレメンツはノーミスなのに得点がいまひとつ伸び悩んだのは、そのせいもあるのではないかと、ふと思ったり。わかりませんが。

エレーナ・リアシェンコ。
肌色の地に赤を流したようなドレス。
エキゾティックな音楽は風貌に似合っている。
実はけっこう力強いタイプなんだよね。これまたノーミスで演技を終える。


おおお、しかし接戦、接戦だ!!
かなり狭い幅の中で、得点が入り乱れている。
観ている側は面白いが、しかしジャッジはさぞ順位をつけにくかろう。


7番目に章枝ちゃんが登場してきた。大きく日の丸を振る。
薄い水色の長袖ドレス。アヴェ・マリア。

最初のコンビネーションが、ダブル――――。うあ。
章枝ちゃんにしたら最近珍しいミス、しかしこれは本番。
次のフリップ――――は、ステップアウト。ああぁ……。

痛い。痛いな、この展開。
ノーミスの選手が続いただけに、失敗が余計目立ってしまう。
スピンなど、とてもきれいなんだが…。

エレメンツに4点台が出るのも仕方が無い。プレゼンテーションはそれなりに出たけれど、やはり2ミスは痛い。
とても、悔しいだろう、な…。

8番、恩田美栄ちゃん。
中央に白い縦ラインの入った、シャープなデザインの衣装。
うん、恩ちゃんにはレースだの花だのついたドレスより、こういうほうがぐっと似合う。姿勢も良く見える。

いつものように緊張した面持ち、しかし彼女はちょっと緊張しているくらいが、気合が入ってていいのかもしれない。
そしてこれもいつものとおり、掌に「人」と書いて飲み込んで。

『Drumbone』。
一定の早いリズムに、直線的な振り付け、これがまた彼女に良く合っている。衣装に加えて選曲も振り付けも、今季は大正解だ。欠点と言われる部分を表現に変換する。
音楽が合っているのか、彼女がこの音楽を表現できているのか。それはまだわからないけれど。

高――――いジャンプ、この迫力は、間近で見ると物凄い。
近年、女子でここまで高く跳ぶ選手、ちょっと思いつかない。
2アクセルでややふらついた風だがこらえて、ぱぁっと笑顔! これが可愛いんだ!
スピードは最後まで衰えず、コンビネーションスピンから最後のポーズ、笑顔で可愛くガッツポーズ。

うおー、恩ちゃん、かっこいい!! かっこいいぞ!!!

めちゃくちゃかっこいいぞぉ。
日の丸を振りまくってしまう。

確かに、スケーティングはまだ荒いかもしれない、表現もきれいじゃないかもしれない。
しかし彼女には、応援したくなる「何か」があるのだ。


最終滑走、カナダのアニー・ベルマーレ。
如何せん、すっかり「恩ちゃんかっこいい」モードに入ってしまっていた私は、彼女の演技をまるで覚えていないのだった…。ごめんなさい………。



SP結果。
1 アンジェラ
2 リアシェンコ
3 マリニナ
4 恩ちゃん
5 シュベスチェン
6 章枝ちゃん

9 香奈子ちゃん

上位の分だけ、掲示板に急いで入れてみたが、順位だけでは日本勢皆失敗ととられかねないことに気が付いた。
違うんだって、大接戦だったんだって! 恩ちゃんに2位をつけてるジャッジもいるのだ。慌てて少し後からフォロー。
(ちなみに今回の強い味方は、シグ○リオンちゃん2^^ i-mo○eの携帯じゃないんで…)


ペアフリー。
会場に着いたとき、正面入り口に「川口・マルクンツォフ組は、急病のため棄権」との張り紙があったのに気付いていた。

残念だー、悠子ちゃんたち、観たかったのに。急病って、なんだろ?
悠子ちゃん、肋骨を傷めていたとか聞いたが、まさかそれが悪化したとか!? 心配だ。
(後に、これはマルクンツォフくんの水痘と知れる。その歳でみずぼうそうって……けっこう、辛いんじゃなかろうか)


ペアは、3組ずつ3グループに分かれている。
が、しかし、第一グループでウォーミングアップしているのは2組。寂しいな。

と思ってたら、第二グループも2組しかいません〜!??
カナダペアが、同じく棄権ということだった。ええー、どうなっちゃってるのー。
SPは9組中6位のペアだったのに。悠子ちゃんたちだって7位だった。
カップル競技のウォーミングアップは大勢で怖いけど、こんなに人数少ないと、それはそれで却って寂し過ぎる……。


時間も余るからか、最終グループ前に、一度整氷が入った。
まあね、きれいな氷でやらせてあげたいし。
ちょっぴり下がったテンション、浮上させよう。


で。
この下がりかけたテンションを、思いっきり爆発させてくれたのが、中国の雪ちゃん&宏博にいさんだった!!

リンクサイドでウォームアップを待つそのときから、なんだかその…。
宏博にいさん、かっこいいんですけど!!

何ともいえない、貫禄というのか、オーラというのか、うわー。
そしてまた、衣装が! 素敵だわ!
中国スケ連、よくぞここまで。やればできるじゃないですかぁ〜(失礼な^^;)。

音楽は『トゥーランドット』。
メディアインフォメーションには、昨シーズンの「Sprit of Spring」と書いてあったのだけど。
新作が観られる、これは嬉しい。(しかし何故に、この曲は今季、大流行しているのだ? どこかで何か、やったんでしょうか。知らなくてごめんなさい)

雪ちゃん、なんて表情が自然で豊かになったんでしょう。そして宏博にいさん、何度も言うがかっこええぞ!
二人が氷上にいる、んじゃなくて、二人溶け合った世界を見事に作り出している。こんなところまで来たのね。
更に、昨シーズンは縮こまりがちだったスポーティな部分が、遺憾無く発揮されていて。

ラストのポーズに大歓声が被さる。
これは立っちゃうよ、スタンディングでしょう! 考える間もなく、気が付いたら立っていた。
笑顔が、まぶしい。


すっかり舞い上がった私は、この日のペアフリー、雪ちゃんたちしか覚えていないのだった。
そりゃもう、きれいさっぱり、吹き飛んでしまっていた。ごめんなさい、他のペアのみなさま。


表彰式。
ビクトリー・ラン。

折角この席にいるのだ。どうしても、おめでとうを言ってあげたい。
花束を持って目の前を滑り抜けるその瞬間に「恭喜!!」 aちゃんと一緒に叫んだ。
通り過ぎた宏博にいさんが、ぱっと振り向いた。通じた―――?




夜。
明日に備えて、気合い入れ会(笑)。
と、いう訳ではないけれど、5人ほどで繁華街に出、郷土料理のお店に入る。
明日の武史くんの満足を祈って。景気付けの乾杯!
(ごめんよ、私がお酒好きで^^;)


このお店は、けっこう当たりだった。
地鶏の塩焼きとか。きびなごのてんぷらとか。
それから馬刺し。
並、上、特上とあって、中をとって上(笑)。これは美味かった。
後日、いかに熊本の馬刺しといえどもピンからキリまであるということを、身を持って知ることとなったのだが、それはまた後のお話。


お気付きの方もいらっしゃるでしょうが、この日の私は珍しくメモなんぞ取ってる余裕があったのです…。
明日っからは、そうはいかない。



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