(02/11/15〜17/at Shin-Yokohama Prince Hotel Skate Center) |
11/16−昼の部− 4回公演のうち、この日この時間にしたのは、ちょうどラリック杯が重なっていたから。 心置きなく楽しんだ後は、海の向こうに集中したかったのね。 という訳で、とことこと新横浜へ。 どうやらサッカーの試合も今日あるらしい。むむ、負けるものか(勝ち負けじゃありませんって)。 待ち合わせてもいないのに、共に観覧予定の友たちと駅で次々に出会う。 以心伝心? 不思議な感動があった(笑)。 会場に着いて、まずはプログラムを購入。2千円也。 限定100冊にはフィリップのサイン入り! しかし、私のはハズレ。残念。 残念といえばもうひとつ、ペトレンコが怪我の為に出られない、という残念な(とても残念な!)ニュースは事前に知っていたけれど、プログラムの中に彼直筆「ご挨拶レター」のコピーが入ってたのには驚いた。気配り細やか。 "To All Of My Japanese Fans..." お会いしとうございました、ペトさま。次回にはぜひともお目もじ叶いますよう……。 他には、携帯ストラップやロゴ入りブランケット、座布団にペンダントなどなど、ジャパンツアーオリジナルグッズも売っている。 これらは、通信販売も受け付けているらしく、チラシをもらった。 さて、本日の観覧はスタンド東側2階席。 とにかくお客さんがぎっしり入ってて嬉しい〜〜。 去年は半分くらいだったもんなぁ……あれはチケット売出しが短期間だったのと宣伝不足だよ、やっぱり。 今年のほうが値段はずっと高いのに、これだけ集まるんだもの(まぁ、その上がった値段のおかげでスタンド席にしたんだけど)。 満員御礼の約束、守ったぜいっ!!(いや、約束はしてませんが^^;) 新横浜はリンクが近いし、3階席でも充分堪能できるんじゃないかな。 そして今年も生演奏。ショーの開始までの時間も、ずっと演奏していてくれる。素敵な贅沢。 皆さ〜ん、これただ流れてるんじゃないのよー、生演奏なんですよー(笑)。 しかも、歌つき! いよいよオープニング。 照明がちかちかして、まず登場するのは6人の美女たち、その名も The Candelorettes! 専属ダンサーズなんでしょうか、皆さん一様にお美しく抜群のプロポーション。 今年はそんなところもショーアップ、なのねぇ。 この後ショーを通して、度々フィリップのバックで踊るシーンあり。美女たちを従えてノリノリで踊るフィリップ……そういうの、なんか、好きそう…(笑)。 順番に全員の顔見せ。豪華! 大輔くんも真央ちゃんも、ちゃんと出てきた。 そして最後にフィリップ登場。衣装はもちろんダルタニアン。 この曲は何度聴いても泣けます。 プログラムを滑るというより、“例のステップ”をあちこちでしまくるという感じ。 ついついみどりちゃんの「技術的には難しいこと何もしてないんですけどね(^o^)」だっけ、あれが思い出される(笑)。 技にかかわらず、心に残るシーンというのはあるものだ。 フィリップが“例のお辞儀”で引っ込んだ後、トップを飾るのは高橋大輔くん。 うわ、いきなりなんだ。 思わず「ガンバレ大ちゃん」「ガンバレ!」と拳を握る。叫んではいないのでご安心を(笑)。 黒基調のシンプルな衣装。 曲は今季のショートプログラム。 ジャンプでこけちゃったけど、彼のスケートは滑らかで、とってもきれいに流れます。スピンで魅せられるし。 「四回転の壁」に、今ぶつかっているところなのかな……。頑張れ、大ちゃん。 プロに転向したリタさん&バナさん。 衣装を見て「あれ?」 音楽が始まって「あ――――っ!」 『Deep Forest』!!(Sunrise At Alcatraz) 98−99シーズンの。私、彼らのフリーの中で、これが一番好きだったのね。アフリカンなリズムの。 まさかまさか、今になって目の前で観れるとは〜! 感激。 惜しむらくは、こっちが裏側になっちゃったようで、表情とかいまいち見えなかったこと(T_T)。 いや〜、でもこれを持ってきたってことは、彼ら自身も気に入っているプログラムなのかな? そして、ついについに拝ませていただきました、生ルシンダの超絶スピン!! 音楽は『ボレロ』、衣装は足元まで身体にぴたっとした淡いクリーム色のボディスーツ、青い蝶の刺繍。 選曲も衣装もピッタリでしょう。 殆どジャンプ無しのプログラムから、目が離せない。ものすごい、人間業じゃない、まさに神技。 お願い、誰かさんにそのスピンの極意を教えてあげてくださいまし〜(^_^; そういえば彼女は演技前に「日本で育ちました」「今日は懐かしいホームリンクで……」等と紹介されてました。 コバリコーワ&ノボトニー。 ルシンダ・ショックから目覚め切っていなかった私は、もったいないことをしたかもしれない。ゴメンナサイ。 最初に椅子を出しての演技。 懐かしのウルマノフは『プリンス・オブ・エジプト』、いつかのJapan Openでも披露していたもの。 コートをかぶって出てきて、途中でパッと脱ぎ捨てる。 客席に向かって笑顔笑顔、彼は二枚目過ぎないところが、なんかいいんです。 ふと、フィリップのショーにウルさんが出ている、というのも考えてみると面白いことかもしれない。 あああああ、アンジェリカ&オレグ!! これを感激と言わずしてなんと言おう。 彼らがもう少しアマチュアを続けることが出来ていたなら、またダンスシーンも変わったかもしれないと……当時、シンからそう思ったもの――。 静かな静かな、『アヴェ・マリア』 クリロワさんの清楚な美しさにただただ目が釘付け。 アクロバットのベセディン&ポーリシュク、身長差の激しい(そりゃそうだわ、あれだけやるなら^^;)男性ペア。 オープニングでもちゃんと出てきてくれて、Tシャツ&ジーンズ姿がなかなかにかっこよかった。プログラムにちゃんと写真も載っていたし! そして、小柄なほうの彼が、あんなに愛嬌があって可愛いお顔だったとは、初めて知りました(^^; いやその、去年は白鳥のチュチュだったから……。 今日は、闘牛士と牛。ええ、牛です、牛! 仰天と笑いの連続。 そんなことして痛くないんですかぁ〜。おっかないよぉ〜(笑)。 カザコワ&ドミトリエフは、去年も観た『マトリックス』でのマリオネット。 うっすら恐ろしいんです。怖いんです。 スロウジャンプなどで失敗しちゃってたけど……。 そして有香ちゃん! 有香ちゃん!! 黒のパンツスタイルで、音楽は『Take 5』。変拍子のこの曲を(4分の5拍子です)リズムに乗って滑りこなすのは流石! 雰囲気を出すのが本当に上手だな〜。今更言うまでも無いけど、彼女はプロになってからのほうがぐんっと魅力が増したよね。 ジャンプで失敗してて、そこが残念。 なんだか今日、ジャンプミスする人、多くないですか? どしたのかな、皆。 競技会と違って、あんまり気にならないけれども。でもやっぱり。 そして一部のラストはこの人、フィリップ・キャンデロロ! もちろんお約束は踏襲します。当然です。脱ぎます! 客席にちょっかいも出します! こう書くと、何のショーかと思っちまいますが。 彼には着ぐるみは不要(笑)。てか、絶対着ないだろうな。 去年はちょっと不安になりましたが(^^;、今年はしっかり身体も絞ってきた模様。 たいしたもんだ。バックフリップもサービス! ノリノリで踊り捲って、休憩に突入〜。 閑話休題。 こういうとき、やっぱり一番の問題がお手洗いだったりするわけで。 休憩が終わるころ、係員がトランシーバーで「まだ○○人ほど行列〜」とか、やりとりしていた。ご苦労様です。 臨時に女性用とされてるところはいいけど、本来の役目どおり男性用のままなのに、お若いお嬢さん方がクスクス笑いながら入ってっちゃったのには唖然…。 中に居た男性は困ると思うんですが(^_^;。う〜〜〜ん。気持ちはわかるけど。最低限のハジライはあったほうがいいんではないかと(笑)。 |