−2002 東京フィギュアスケート選手権大会−
(02/10/12〜10/14/at Meiji-Jingu Ice Skate Rink)

今シーズンいよいよスタート


10/13

競技開始の少し前にリンクに到着。
朝から公式練習も見られるのだけれど、気力がちょっと出てこなかった。
あんど、一応家庭人も営んでおりますのでね、時期的に今のうちはまだ(笑)。

チケットは3日間通しで2000円。
滑走順とプログラムを貰って、新しい『銀盤』が出ていたのでそれも買って、中に入ると一気に冷気が襲ってきた。
やっぱ寒い。

競技はシニア男子SPから。
まだそれほどリンクサイドに人はいません。

第一滑走者の演技を観たところでベンチに座っているお知り合いさんたちを発見。
そちらに移動して、隣に座らせていただいた(多謝)。
念のために登山用の折り畳み三脚椅子を持ってきていたけど、今日は使わなくて済みそう。
目の前の低い透明フェンスに滑走順の紙を固定して、観戦体制を整える。


男子は人数が減ってしまって、ちょっと寂しくなってしまった、とのお話で。
ちょうど年齢的に昨シーズンで選手を辞めてしまった人が多かったから…。
社会人でただひとりエントリーしていた高橋貴則さんも棄権のようで、これまた少々残念であった。

競技のほうは、まだシーズン始まったばかりだからかなー。
皆さん、余り調子が良くない。転倒多し。
半数くらいが去年と同じプログラムだったろうか、見覚えのある衣装がちらほら。

第二グループの一番最初に、岳斗くんが登場。
新プログラムは、昨年のEX『Cantaloop』を競技用にアレンジしたものだった。
しましまサスペンダーパンツではなくて、黒一色の上下に濃いピンクのネクタイ、靴カバーの先っぽも同じピンクと、衣装も衣替え。

4トウ転倒、3アクセル転倒と、内容的には決して良くは無かったのだが、プログラム自体は上手く競技用にシフトした感じで、完成したらなかなか面白そう。
後半、曲調を変えて細かいサーペンタインステップが入り、ひとつの見せ場になっていた。
表側から観たかったなぁ。

総司くんが根性でジャンプを降り、コンビネーションが決まったところではじけるような笑顔! そーしくんのこんな笑顔、初めて見たかも。
3つ目でこけちゃいましたが……(^^;。
プログラムは去年と同じ。

整氷無しで第三グループ。一気にいってしまうのねー。
英嗣くんが期待違わず踊ってくれまして、プレゼンテーションがけっこう出る。

津留くんも去年と同じ『二つのギター』、あの衣装は思いっきり見覚えがあります(^_^;。
ウォームアップで何度もリンク中央で3アクセルにトライ、最後はきっちり降りていた(リンクサイドから拍手が起きる)。
本番では1、2歩ステップアウト(惜しい!)の後に、セカンドジャンプをつける。本当はコンビネーションなんだなー、うーん残念!

観客も関係者が多いのだけれど、野太い応援・声援合戦は大学対抗のようでありました(笑)。
フィギュアスケートって、スポーツなのよねぇ。シミジミ。

SPが終わっての順位は、1位/田中総司、2位/津留豊、3位/田村岳斗、4位に岩本英嗣(敬称略)


整氷後はシニア女子SP。
こちらもまだまだエンジン始動前、って感じでしょうか。
エレメンツノーミスは静香ちゃんただ一人(あ、これは男女通しても、かも)。
2位選手にさえ、3点台が出てしまっていたので……。

その静香ちゃん、プログラムが『白鳥』という噂は聞いていたのだが。
いや〜〜〜ビックリしました。衣装が! 目が吸い寄せられて離れません。

敢えて称するなら“ワイルドな白鳥”or“メタルな白鳥”?
どっからどう見ても間違いなく“白鳥”以外の何者でも無いんだけど、こんな解釈は初めてだ、って感じ。
長身でスタイルのいいしーちゃんだからこそ、映えるんだろうなぁ。

音楽も、クライズラー&カンパニーのテクノ風アレンジの白鳥で、成る程、と頷いた次第。
まー、でも度肝を抜かれましたわ。
そして、このジャンプの安定度はどこから来るのだろう? まるで失敗する気がしない。
一人別世界にいるような感じだった。

2位になったのは、高橋香奈子ちゃん。
あのたおやかな笑顔に今年も会えて嬉しい。
3位は佐藤佳奈子ちゃん、4位に長谷部文ちゃんが入った。


整氷の後、シニアのコンパルソリーダンス、ジュニア女子フリーと続くのだが、諸事情にて今日の観戦はここまで。
後ろ髪をひかれながら、リンクを辞す……。

何故にこのように淡々としているかというと、この日は筆記用具を忘れ、更に気分的にも淡々としたまま観てしまったので。
久々の試合で嬉しかったんだけどね(^_^;。

とりあえず。また明日〜。



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