(03/02/17〜18/at Nagano Big Hat) |
02/17 新幹線『あさま』にて長野着。 どうやら四大陸組の選手と同じ列車であったらしく、ホームでスーツケースを引っ張って歩く選手を数人目撃。 ほんまにお疲れ様です。多謝感謝。 そのままとことこ歩いて、まずはホテルにチェックイン。 駅からちょっと歩くんだけど、世界選のときと同じ展望風呂のあるところ。広いお風呂が好きなので…。 ロビーが懐かしいなー。あそこで工作やったなー(笑)。 リンク内モードに着替えてから駅前へ取って返す。 ガラス張りの喫茶室にsumireさん&ご友人発見〜。わーい、ご一緒しましょ(^o^)。その後、友mさんたちともなんとか合流(ゴタゴタしてすんません、私、筋金入りの方向音痴なんですよぅ)、バスに乗ってビッグハットへ。 開場時間はとっくに過ぎていて、ロビーは既にかなりの人混みになっていた。 今日は、前日までのプリンス・アイスワールドとの掛け持ち鑑賞の人も多そうで、何人かそういう友人・知人に会う。 そうだ、長野五輪男子金メダリストもいたのにな。もう移動しちゃったのかな。 アポイントメントのラインが違ったんだろうけど、なんだか勿体無いな〜。せっかく『長野オリンピック5周年記念』なのに。 武史パパさんに、とれたてホヤホヤ四大陸選手権の新聞記事コレクション(笑)を手渡す。 笑顔で大ガッツポーズのKiss & Cry、そんな写真が多くて、嬉しかったなぁ、今回は。 今日のタケパパも笑顔笑顔。こちらもいっぱいの笑顔。 競技会と違って、ショーって胃が痛くなってきたりしないから……あはは。 プログラムは、バラの写真がケースに入っているというもの。 う〜〜〜ん、私としては、冊子形式のほうが好みだな。できれば選手紹介とかちょっとしたコラムがあれば、なお嬉しい。 ま、結局買っちゃう訳なんだけど。 友加里ちゃんの写真が間に合わなかったようで、恩ちゃんのが入ってました。 恩ちゃんも観たかった。怪我の具合はどうですか? 滑走順シートはあっという間に無くなってしまったらしく、ドアに貼り出してあるのを急いでメモする。 こういうのは、多めに刷っといてくれると有難いんですが〜無理は言うまい。 演出でライトが暗くなるから早く席についてくださいと、再三のアナウンスや係員に促され、少し早めに場内に入る。 あれっ。 こんなに広かったっけ、ビッグハット。 何故だか、私の記憶に残っているこのリンクは、もっとこぢんまりとした印象で……。なんでだ? 本日、リンクサイド、2階席ともほぼ満員、3階席は空席がそこそこあるけど。 平日でこれだけ入るってのは、動員成功と言っていいんじゃない? 諸事情により、今日は友たち皆がバラバラの席。 私の隣席は偶然にも知人であり、寂しい思いをしなくて済んだのでした。ホッ。 ロイヤルボックス側ロングサイド2階席、前から数列目、ほぼ真ん中。やったー、一番好みの環境だった。楽しみだなぁ。 久永会長と長野市長の挨拶。 これがあるから、早めの着席を促したのねん。 音楽が響いて照明がちかちか。おおっ、オープニングには何が!? と思いきや、ただそれだけで終わっちゃいました。あらら。 暗闇の中に、フィリップ登場。 やはりスタートはダルタニアン。 長野五輪といえば、だね。フィギュアを知らない友達も、彼のことだけは覚えてたりするもんなぁ。 私はフィリッパーじゃないけれど、客席を煽りまくろうが、リンクサイドの女性に手を差し伸べようが、もう何でもやってくれ! って気分になるね(笑)。ひゅーひゅー!! 一度暗転、次に登場したのは長野五輪ペア金メダリスト、カザコワ&ドミトリエフ。 フィリップツアーにも出ていたから、お久しぶり! って感じではない。 金色コスチュームのカザコワさんきれいだなァ……。 上着で雨宿り、のシーンから始まる『Unforgettable』。 本当に“変わらない”印象のスルヤ・ボナリー。 衣装は上半身青系スカート黒全体キラキラ! ジャンプも、ああボナリーの跳び方だぁ〜って感じ。 スパイラルから即ジャンプなどなど、彼女らしさ満載。バックフリップ勿論。 久方ぶりアニシナ&ペイゼラ。 お馴染みEXナンバー、コミカルでちょっとセクシーな『スザンナ』。 プログラムスタートに携帯電話が鳴る演出で、グェンダル氏 「モシモーシ!!」 爆笑。役者やねぇ。ますますダメダメヤサ男ぶり(演出)に磨きがかかって。 演技終了後、落としておいた上着とケータイを取りにフェンス際にグェン氏が寄った途端、一斉にその位置に居たお客が立ち上がって花束渡し。あらら、やっぱりアリだったの、これ。 それまでは、ショー用の暗めの照明のためか、投げていいものか悪いものか判断がつかないような状態で、花一本の投げ込みも無かったのだ(あのフィリップにさえ!)。 ロビーじゃ「投げ込み用」「手渡し用」と花束はたくさん売ってたけど、どのタイミングでという案内は無かった。 まぁ、普段競技会でも案内なんて無いけど、プリンスのショーなどでは、花束はフィナーレで、って決まってたりするので。 観客もちょっと探り合ってたっぽい。 一箇所がやればそりゃ一斉に始まりますわな(^_^;。 四方八方から声がかかり始め、リンクサイドにずらりと居並ぶ花束部隊(汗)。次々投げ込まれる花やぬいぐるみ。 ちらっと運営サイドを見ると(よく見える位置だったの)、あーららって表情で首を振ってたりしている。 アナウンスかなんかでフォローはしないんですか。てか、これ全部出演者が自分で集めるの!? それはかなり大変なんでないかい? 数分経過後、ようやくコスチュームを着た子供たちが花束を拾いに出てきた。あ、支度はしてあったんじゃないですか。 もっと早く出してあげてよう(^^;。 第一部は4組で終了、第二部は現役選手たちの競演。 照明が一気に明るくなる。 ライト演出はプロ組だけなのね。まさかSP滑らせたりしないよね? 懸念が一瞬よぎるも、リンクサイドで待機中の大輔くんは、白Tシャツにジーンズ。あ、良かった。 せっかくだもの、EXナンバーが観たい。 ロックアレンジの『What a Wonderful World』。 この曲彼に似合ってるし、笑顔でぎゅんぎゅん飛ばしてくれたらすごくかっこいいのになぁ〜。 やっぱりジャンプが不調(泣)。 足元見てるだけでうっとりするようなスケーターなんざ、そうそう居ないもんなんですが。 楽しそうに滑ってるから、今日はいいか。ちょっと痛々しい風情もあるけれど……久しぶりに見た、笑顔。 北京から日本に立ち寄りMariposaチーム(Thanks!)、ジェニファー。 ピンクのドレスは両脇が丸く開いて肌が見えて、ちょっとセクシー。 でもコケティッシュというよりは健康的で可愛らしいお色気? ところどころのポーズでドッキン(笑)。 私、女なんですけどねぇ。男性諸氏、如何でした? 悠子ちゃん&マルクンは、バービーじゃなくって女声スキャットのしっとりナンバー。 いつもながらに衣装の色がすごいです。かなりアクの強い黄色だと思うんだけど、これってSPの? 曲は? 記憶曖昧(ゴメンナサイ)。 悠子ちゃん、パーマかけたかな、ますますお人形みたいで可愛い。 ソロジャンプではついつい「マルクンがんばれっ」と呟いてしまうのだな(苦笑)。 個性ではあるけれど、あんまり柔軟性を強調し過ぎると、なんだか最近の新体操みたいで驚きはするけど美しさを通り越してしまうような……。程ほどって難しい。 ラスト、足を絡ませて悠子ちゃんを振りまわすところで―――どて。あちゃ。 なんだか妙なところでいつもハラハラしてしまうペア。頑張るんだよ〜。 四大陸堂々銅メダルの友加里ちゃん、ブルーグレイのドレスで、いつものEXナンバー。 今季後半、ぐぐっと調子を上げてきて大活躍。 ジュニア時代からいつの間にかユカリストになってしまってた私としては、ひっじょ〜に嬉しいシニアデビューの年となった。 ユカリスト先輩の友mさんは、いつも必ず投げ物を準備していたが、今日は? わかんないくらい、花束たくさん。すごいなー。 やっぱり結果を出すって、とても重要なことなのね。 久々『カルメン』の岳斗くん。 カンタループをSPにしちゃったから、攻守交代って感じかしら。 小道具にダークレッドの布と短剣(ちと玩具っぽい^^;)。 布のひらひらがここまで視覚的に効果があるとは。特にスピンのとき。いいね! 彼の場合、EXは好きな曲をBGMにってパターンが多かったような気がするけれど(X JAPANとか)、ドラマティックに計算されたプログラムをこんな風に演じるのは、逆にいいんじゃないかと思ったよ。 陳腐さが消えて、却って本来持っている“華”の部分が引き立つ。 しーちゃんは例のヘソ出し衣装で『Sing, Sing, Sing』。 曲想がそうだからか、彼女の滑り方、音楽の捉え方がそうなのか。この『Sing〜』は、手拍子をしたくなるプログラムではない。 ムーディなパフォーマンスを、グラスでも傾けながら観ていたい気分(おぃおぃ)。 さすがにお疲れのようでもあって、ジャンプは押さえ気味、最後はちょっと音楽余ってた? しかしなんとお美しいスタイルでしょう。ホ――――――――ッ。 続いてこちらもMariposaチームのジェフリー。 グレイの上下で、男声ボーカルの曲。 ジャンプが悉く失敗で、本人も「アレーーーッ?」てな表情だったりして。 流石にスピンは軸がしっかりしてて美しい。こういう強みって、羨ましいなー。 武しゃんにその極意を教えてあげてくれません?(笑) 薄い紫の衣装で登場は章枝ちゃん。 EXは『Sanctus』。 今滑っているような自然な表情、自然な笑顔が、競技プログラムでも出せたら、魅力が更に倍増するのに、と思った一幕。 彼女のプログラムで一番好きなのは『木星』なんだけど、どこかでまた再現してくれないかしら。 章枝ちゃんの次は武史くん。 次々投げ込まれる花束を、よけながらうろうろつるつる。 「そのうち拾うの手伝うんじゃ」なんて言ってるそばから本当に花束を拾い出す(^_^;。 あんたフラワーボーイかいっ。 拾った花を客席に向かって振って笑いをとったり、サービス精神旺盛。 だからエキシビションでの武史くんは、また違った意味で一挙手一投足から目が離せない訳よ。 衣装がリバーダンスだったので、正直ちょ〜っと残念な気もしてしまった私。 機会があれば滑り込むってことだと思うのだけれど、EXナンバーも観たかったなーと、ファンは我侭なのでした。 (いえ、ただ個人的に『Wherever You Will Go』を通しで観たかったってことなんよね、要は^^;) 3分の1ほど過ぎた辺りのスローパートから。 最初のジャンプは、うわ4回転!!……………と見紛うばかりの高さの3トウ(びっくりしたなぁもう)。 流石に4をやるとはこちらも思ってなかった訳だけれども(笑)、多分飛距離もかなりのものだったでしょう、あれなら。 ループを抜いて、代わりに振り付けとしてターンが入っていた。武史ループ好きとしては些か残念。ま、些細なことは気にしない〜♪ ステップは、ああ疲れているかも、てな感じがアリアリではあったけど、随分流れるように滑り込んできたとみた。 そこらへんが「武史らしさ」なんだよね、きっと。本家本元の(舞台上での)リバーダンスに、スケートならではの流れを加味する……。 アジア大会から思っているのだけど、ステップが踏めるようになってきて、音楽に追いついて追い越しちゃってるような感じ。 この先、手直ししてまた詰めるのかな。 前半部分も、音楽を待ってる部分を詰めてくれると、更に良くなるのではないかしら。 期待してまっせ! 第二部ラストは雪ちゃん&宏博にいさん。 白いドレスに白シャツ黒パンツ、音楽は『Time to say good-bye』。 スタートは、歌に合わせて男女が別々に滑る。EXナンバーとしては、少々さらりとしているかも。 パンちゃんたちにも似合いそう。 ここでようやく整氷と休憩。 アマチュア組の最後のほうは、かなり氷が傷んでた、かな……? 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