−Prince Ice World−
〜夢を売る百貨店〜
(06/08/24〜27/at Higashi-Fushimi Ice Arena)

絶品トリプルアクセル!


08/24〜27

4日間、合計8回。
こんなにプリンスに通ったのは初めて。
悪夢の二年間のトラウマが未だに尾を引いているのか、観られるものなら観られるときに、全部観ておく〜!! という気持ちが依然強く……。そろそろ落ち着くかなとは思うのだけれど。

8回も観たら、良かった回悪かった回、いろいろな日があるわけで。
その中でも、なるべく良かったシーン、楽しかったシーンを選びながら、振り返っていこうと思います。
あくまで一スケートファンが観た、ただの感想でしかありませんので、客観的に均等にというのはどうしても不可能で、一部壊れていたりと偏りが多々あります(笑)。その辺り、どうかご容赦下さいますよう…。
また曲名は、わからないままのものもありまして、もしも訂正や「これはこの曲」というのがありましたら、どうぞご一報くださいませ。

環境は初日を除いては全てSS席、しかも日程後半に進むに従って正面寄りになっていくという、偶然とはいえ何とも素敵な席での観覧が出来、その点は非常に運が良かったと思っています。
頑張ったからね! エキサイティングシートはひとつも取れなかったけどね!(くううっ)
(「あのおじいさまに電話で負けたとはどうしても思えない(某嬢談)」てなくらい、八方手を尽くしても本当に、取れませんでした……瞬殺。木曜・金曜などは、お弁当付き添乗員さん付きの団体さんも多かったです。ビックリだ)


初日は2回ともA席での観覧だったため、朝からリンクに向かう。
関西から来るsumireさんはお昼前頃の到着予定なので、先に並んでおくのです。
十二時開場のところ、十時半くらいに着いたら、もう既に数十人が並んでいた……。何時から来てるんだ。準備よくシート等を敷いて座り込んで、皆さんピクニックみたい。
ちっちゃい子連れのお母さん風がとっても多い。
暇つぶし用に持ってきた、おニューのモバイル機器をいじって遊んでいるうちに、sumireさんご到着。

この日、私。
過去何十回もの観戦・観覧経験の中で、未だ嘗てやったことのない、自身でも到底信じられない程の大失態をやっちまっておりまして。
それが何かは、あまりにあんまりなので内緒にしておきますが(^_^;、初回の開演が20分も遅れたのは、私のせいでは断じてありませんっ(笑)。


★オープニング
照明が落とされて音楽が鳴り(ベートーベンの第九のアレンジ)、プリンスチームの面々が金色の衣装で次々に登場。
夢を売る百貨店、本日開店。キラキラキラ。
初めての人も、そうでない人も、わくわくドキドキ高揚してくるスタートです。
歓声の中、八木沼じゅんじゅんがバレエジャンプ、岳斗くんがトリプルトウループ!

最近まで全日本で目にしていた選手たちが、今ショースケーターとして目の前で滑っている。
何とも言えない感慨が湧き起こってくるものであります。
女性陣は人数が多いこともあって私には不可能なのだけど、男性陣は、ほぼ全員の名前とお顔が一致するまでになっています。
鈴木誠一くん相変わらずスケートが美しい〜とか、こんな衣装でこんな笑顔で滑る田中総司くんを観る日が来るとは、とか、とにかく、いろいろ、いろいろ。


☆ゲストケーター/浅田真央 『ハバネラ』
プリンスチームが引っ込んだ後、すぐにスクリーンに紹介画面が出てリンクにシルエットが浮かび、客席更に高揚。
「可愛い〜」とか「本物だーすげー」とか(笑)、やはり今まで余り無かった客層かも。
「まーおちゃーーーーん」と、子供たちに大人気。

数年前のEXと同じ曲で、振り付けは少しアレンジしてある? あの頃は「カルメンまだ早いよ〜」などと思ったものだけれど、だんだん似合う歳になってきているのだろうか。
ピンクと黒の衣装は細工がしてあって、一部を途中ではずす仕様だったのが、その趣向は無くなってました。

真央ちゃん、なんだか滑りがねっとりしてきた感じ……。
もう、くるくる回る妖精さんではないのね。
スパイラルで靴が重そうだった、あの頃の“親指姫”は、もういません。


★ファッションフロア
「百貨店の各フロアを順に回って紹介する」という形式での、プリンスチームのアンサンブル。
ヒストリーフェア? 年代を追ってその時代のファッションで(一曲一曲はとても短く編集してある)。

1940年代、『銀座カンカン娘』
大きめドットの長めのワンピース、ポニーテールで女性陣8人くらい。

1960年代、パンタロンが大流行。『恋の季節』
女性1名、男性2名、ステッキ持って、まんまピンキーとキラーズっぽい格好で。

1980年代、アイドルのファッションを真似しました、『青い珊瑚礁』
ふわふわフリフリミニドレス。

そして21世紀、テレビから生まれたファッションも、と言って何故か『ごくせん』。
『NO MORE CRY』をバックに、いじめられっこ1人いじめっこ2人、喧嘩に割って入る女の先生、全員ジャージ。
21世紀を代表するファッションは縦線入りのジャージなのか……というのはさておき、観ているうちに湧いて来たチーム・タケシの素敵な妄想。

せっかく揃ってるんだから、そーし・やまと・たけしでコレやってくれたら面白かったなぁ。さり気なく何食わぬ顔で出てくるの。そして先生はしーちゃん! きゃー楽しそうー。
でもそうやって想像すると、どうしてもいじめられっこ役は武しゃんしか思い至らないのであった(をぃ^^;)。
本物はそーしくんが、その役をやっていました。

ピンキーとキラーズなんて、ここを読んでくれている方々の中でいったい何人がわかるのかという感じですが(笑)、この後もこんな懐メロ系の選曲は多く、なんとなくそれがプリンス流という感じでプログラムによっては私は嫌いじゃないです。
特に今回、ご年配のお客さんも多く、私は何度もノリノリで楽しんでらっしゃるおじさまおばさまおじいさまおばあさまの隣席になりました。 要は、中身、なんですよね……。



★バーゲン会場 『タイプライター』
ワゴンセールの服を取り合う二組の夫婦に、レジのお姉さんが加わって大騒動。
正直、真央ちゃんの後、えーとどうしよう、と観客がとまどってしまうシーンかもしれません……(^^;
ここは、ショートトラックのお二人の顔見せって感じで。お二方の“ワザ”は、まだサワリですからね〜。


★ペット売り場
『黒猫のタンゴ』
色っぽいお姉さん3人で、ネコ耳と長い尻尾もつけて。
「にゃ〜〜〜ん♪」

『口笛吹きと犬』
女性3人、ふわふわ丸い耳と尻尾つけて、三色のバニーちゃんならぬプードルちゃん?
スーツにハンティングの鈴木誠一くん、その衣装似合う! 笑顔が素敵〜。
日程前半は、いまいち身体が切れてなかったっぽいのだけれど、どんどん調子が良くなっていって、ジャンプもピシリ!
やっぱり、トリプルがきれいに決まるとかっこいいよ。
初めて観るお客さんも、シングル、ダブルとトリプルの違いは、ハッキリわかる様子、拍手の量と歓声の度合いが違います。
両足を揃えて氷上をぐるんぐるんって回っていくの(なんて言うの〜?)で、更に拍手も沸いてた!


★冠婚葬祭フロア
『Story』
ウェディングドレスにブーケを持った、4人の花嫁さん。
花婿さんは1人で、新井亮くんが担当。くるくると組んで回ったりして、サーッと流れて退場。

続いて葬送行進曲と共に「新しい人生をスタートさせる人もいれば、人生の終わりを迎える人も」ってアナウンス……び、微妙ですってそれは。
一度、私の席の後方で「俺らのことか」と言ってるオジサマの声を聞きましたよ……(汗)。

曲は明るく、ザ・フォーク・クルセイダーズの『帰ってきたヨッパライ』
ドカタ姿の森山直樹くん、頭に輪っか、背中に羽。天使の2人と戯れますが、最後は輪も羽も取られちゃって、オラは生き返っただ〜。
この輪っかと羽が取れやすいらしく、まだはずされる場面じゃないのに取れちゃう回が何度もあって、そのたびに天使ちゃんが拾って持ったまま演技してました(あいや)。
森山くんと言うと、私の全日本初観戦のとき、非常に印象深い選手であったので、よく覚えているのです。


★貴金属売り場
(いわば前半の最初の山場、とでも言うべきか^^;)

何の前触れもなくいきなり鳴り響く音楽、大島“アツシ”さまピンでご登場〜!
衣装はキンッキラキン、最上段の席まで届く極上笑顔に輝く白い歯、ひたすら撒き散らすゴージャス感。
ここにあっては『ゴールド・フィンガー'99』 by ヒロミ・ゴーも、「アチチ」ではなく「アツシ、アツシ!」(わざわざ歌い替えてあった…^^;)
超絶ハイテンションで踊りまくるその姿に、観客はあっけにとられるしかなく、しかしバックフリップが華麗に決まると、ざわめきはどよめきと歓声に変わるのでありました。
ものすごい力技(笑)。誰が考えたんだこんなの。
アツシ〜〜〜!!!(^o^)

とにかく全公演通して大車輪のご活躍の大島さんでしたが、回を追うごとに疲れが溜まったのかどこか痛めたのかわからないのだけれど、バックフリップの精度が落ちてしまったり(それでもお手つきだけで耐える)、疲れが目に見えてしまったりと、少々心配になったのでした。
怪我だけはどうかお気をつけくださいませ、ファンが泣きまする。

続きましては『Diamond』 by プリンセス・プリンセス。
女性陣4人がひとしきり滑った後、真っ白い衣装の人たちが出てきて大人数のアンサンブルになるのだけれど、この中にしーちゃんが混じっているのは、もう周知の事実?
なんだか、見事に溶け込んでいるのよね(笑)。
曲の終わり頃には、大スクリーンに静香ちゃんが大写しに抜かれるので、事前知識として知らなかった人にも、わかるようになっているのでした。
すっごい楽しそう〜。


☆ゲストスケーター/高橋大輔 『ロクサーヌのタンゴ』ボーカル版
濃い。濃い。ひたすら濃い!(^_^;
黒ゼブラの透け透けトップスに、真っ赤なパンツ。これを着こなせる日本男子はなかなかいないね…。
彼も日程前半は調子が悪く、だんだんと良くなっていった。
髪型も日々刻々と変化しつつ。

何しろ初日はね! あの髪をぜーーんぶ下ろしたままだったんだからね!!
ハサミを持ってリンクに乱入したくなるのを、必死にこらえておりましたよ(笑)。
二日目はサイドだけを後ろでまとめ、前髪は下ろしたまま。三日目は前髪もひっつめてハーフアップですっきりと。
最終日は、何を思ったのか、編み込み編み込みのポニーテール? なんだかやたらと凝った髪型に変貌しておりました……。いつやったんだ……。


☆ゲストスケーター/浅田舞 『恋のアランフェス』、『曲名不明/リベルタンゴ』
初日だけ、女声ボーカル版アランフェスでした。私的には微妙な曲なんだよね……仕方がない。
衣装を、長袖肌色部分をすっぱりと取って、ノースリーブに作り変えてあったのはマル(^^)

二日目から、新プログラムに。構成から察するに、今年のショートじゃないかと思うのだけれど。ピアソラかな。
前半はわからなかったけれど、後半はリベルタンゴ。うん、これは舞ちゃんに似合っているかも!
なんとなく、新採点新採点していない、どことなくクラシカルなムードも漂うプログラムでした。


★DVD売り場
再びプリンスチームのアンサンブルへ。
マイ・フェア・レディの『踊り明かそう』は、日曜洋画劇場みたいなイメージかしら? 色とりどりのドレスの女性陣とピンクのテイルコート姿の男性陣が組んで、素敵な映画の世界へようこそ! って感じで。

オーバーオールで煙突掃除のブラシを持った女の子3人、『チムチムチェリー』
何回転もしなくていいから、ジャンプはぽんっと高く上がってくれると、シングルでも軽やかで良いと思うのだけれど。
お茶目で小生意気な感じが、もう少し出ると可愛いなぁ。

『大脱走』
スクリーンに、どどーんとタイトルと映像が映し出されます。
そして懐中電灯片手に現れたのは………ショートトラックの、勅使川原郁恵さん!
新横には出てませんでした豪華ゲスト。
ちゃんと脱獄囚らしく、赤と白の縞々パジャマみたいなのを着ているのよー。
一応スクリーンに、「五輪代表・勅使川原郁恵」と名前が出るのだけれど、あまりに静かにさり気なく出て消えるので、気付かない人も多かったのではないかと……ああん勿体無い〜(ここで一生懸命、拍手しました)。

ウウウ〜〜〜ッとサイレンが鳴り、いきなり他4名のショートトラックスケーターが飛び出してきて、リンクをハイスピードで周回!!
ここで改めて、どよめきと拍手が。
(ところでこのシーン、勅使川原さんと、プリンスチームの松橋さん&新海さん以外のもうお二方は、一体どなただったのでしょう……???)

首尾よく逃げおおせた3人と、取り残された2人。
警備員たちも駆けつけて、ここで、プリンス恒例といいますか、ショートトラック組大活躍の追いかけっこ。
低い塀を潜り抜けたり、火の上を飛び越えたり、アクロバットっぽいコミカルなプログラム。
回を追うに従って、小技がどんどん効いてくるのよねぇ! それを観るのが楽しくて仕方が無い。


続いて、またしても凝った予告編? がスクリーンに流れまして、
『三国志』
銅鑼を鳴らして集まるは、なにやら不穏な四人衆。
トランポリンみたいな台を使って、捻りを入れたりと派手に盛り上げた後、一旦退場。
リンクには美しい姫君が現れ、ひとしきり舞います。土日あたりは、「○○姫〜♪」と声がかかってました。
そこへ先ほどの悪者四人組が、お姫様大ピンチ!

こうなったらご登場願わなくてはなりません、ばばーん! と、正義の味方(?)登場〜!(きゃーきゃー大島さーん)
大活劇になりまして、最後は悪者の首領(こちらは薄田隆哉さん)との一騎打ち。
天井から吊るされた赤い布に身体を巻きつけての、空中遊泳まで!
(これ、何回かは、身体に巻きつけるのがタイミングが合わず間に合わず、とうとう腕の力だけでぶら下がるという荒業まで見せてくれたのでした。空中での姿勢が、脚の角度などもきちんとかっこよい位置に置かれているのです……すごいっす)

最後はめでたしめでたしで銅鑼を鳴らしてカット。
どこら辺が『三国志』? という疑問は、この際ナシなのです(笑)。
これは、薄田さんのバックフリップからそーしくんの3アクセル、誠ちゃんのコンビネーションと、躍動感いっぱいの見所満載プログラムなのですっ。
(それらが全て揃って決まるというのが、なかなか無いのだけれども……決まったときの感動と盛り上がりはすごいよ! ちなみに、メインシーンの音楽は『少林サッカー』でした。笑)


☆ゲストスケーター/エレナ・レオノワ&アンドレイ・コワルコ
もう何も言いますまい。
とにかく、このお二人は正にプロフェッショナル! でした。
次々と涼しい顔で繰り出される大技の連続に、場内は大歓声と時に悲鳴(いや、マジで怖いんだもんよ^^;)と、拍手が鳴り止まず。
このペアを知らない観客が半数以上を占める中、始まったときの拍手の量と、フィニッシュ後の拍手と歓声の大きさを比べれば!
プロとはかくあるべし、と、しみじみ感じ入ったことでありました。


★ゼネラルマネージャー・八木沼純子&プリンスチーム 『Silencers』
個人的に、この演出は微妙……どころか。
なんだか、百貨店のゼネラル・マネージャーが、実はマフィアのボスみたいな流れなんだもん(^^;
「愛と夢を売る百貨店」の裏稼業? うううう。嫌だなぁ…。

じゅんじゅんだけが白のジャケットに黒パンツ、黒ハット。他男性2名女性2名が全身黒。
場末の闇の世界での出来事、みたいな気だるいムード。
これはこれで有りなのだけれど、どうにもラストシーンだけは、ハッキリ「嫌です」と言わせていただきます。
(ここでそっと言うだけじゃなくて、アンケートにも書きました。せめて、こう感じる人もいるのだと、伝わってくれないかと……。プリンス、好きなので)

拳銃というモチーフを安易に扱って欲しく無い。
そんな大袈裟な、と言われてしまうかもしれないが、8回が8回とも、私はラストシーンで目をそむけました。
嫌悪感で鳥肌。これをかっこいいと思って演出したのなら、それは間違っている、と主張したい。
このラストさえ違っていれば、そんな気分にもならなかったのだけれど……ただ思わせぶりにフェードアウトするくらいであれば。

ここまであからさまでなくても、ある意味「暴力?」的なモチーフは散々使われてるし(さっきの『三国志』も、第二部にもあるなぁ)、巷にはそういう映画やドラマが溢れかえっているし、仕方が無いのかもしれないけど、こればかりは麻痺したくない。そんな気持ちになるのでした。
(これに限らず、拳銃が出てくるEXプログラムは苦手……)


気を取り直しまして、
★カルチャー・スクールご紹介。
まずは社交ダンス教室、曲は『EL CUNBANCHERO』
ラテンです! 男性陣の衣装はお袖にひらひらフリフリたっぷりですっ! ああ、ティコティコや……(^_^; 笑顔が眩しいわ。

エアロビクス教室、何故かピンクと白の縞々ラガーシャツ風に白のホットパンツ、アフロヘアかつら!
エアロビクスとは、こういうイメージなのか?
『ペコリナイト』だそうで、私は漫然と原曲のほうを思い出しておりました……B.C.R.のサタデー・ナイト(古っ)。

民謡教室は、何故か腹踊り!? 曲は民謡と言うより都都逸みたいな……。
足元の鼻緒から笑顔が零れ落ちてるみたいだ(笑)、あの脚捌き。
これがなかなかに受けてたのよー。
特に最後、バッと菅笠を持ち上げて素顔を出すところなんか、結構な笑いでした。客層かしらん?

更にバレエ教室、『白鳥の湖』
クラシックの、あまりにも有名なフレーズで4人のバレリーナが踊った後、サーーっと更にメンバーが羽を持って出てきて、クライズラー&カンパニーのモダンバージョンへ。
これをやるなら、それこそ静香ちゃんをどこかに紛れ込ませるとかしたら、洒落てたんじゃない?
音楽が、例のストレートラインステップに入るところにかかると、思わず客席であの「羽ばたき」をやってしまうのでありました(笑)。


☆ゲストスケーター/村主章枝 『イパネマの娘』
カルメンかな、と思っていたらまたまた新プログラム。今度はボサノバですか!
次から次へと新しい引き出しを作ろうとしている、その挑戦心には本当に頭が下がる。

黒のシースルーのフード付きトップス、パープルなエナメル調のパンツ。
小粋に小悪魔チックにあちこち視線をやったりして、それだけでひゅーひゅー!
途中、上着を脱いで黒っぽいチューブトップになり、くねくねってやっても、ちっともいやらしくはないの。
ラストのスピンが近くで観られたときなんか、そのものすごい腹筋を目の当たりにしてしまい……。す、すごい、すご過ぎる。

例によって、お辞儀もくねくねくねって、段々段々エスカレートしていって(笑)。
参りました章枝さま!

不本意ながら触れないわけにはいかないのが二日目の二回目公演。
ジャンプを続けて失敗した後、なんとラストのスピンでまで転倒!? 信じ難い展開に、暫く呆然としてました。
お辞儀も略式で(でも笑顔)、更にこの回のフィナーレにはコンディションが良くないということで出てこれませんでした。どうやら、転倒時に身体を打ったらしく、かなり心配したのですが、翌日は元気に出演していたので、ホッと一安心。
だってもう、怪我は嫌なの〜!

章枝さまが笑顔で手を振りながら去っていかれた後、20分間の休憩。
スクリーンに休憩の文字が出たら、笑いが起きた。何故だ^^;


背景は「篆刻素材AOI」様から頂きました。
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